第三の鳥居はいって左、碑の裏にあたる場所。
埼玉県さいたま市大宮区にある氷川神社は、武蔵国一宮で、東京都・埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社です。
「大宮」とは、“大いなる宮居”と呼ばれた氷川神社から由来した地名だということです。
その地に氷川神社が創建されたのがおよそ2400年前で、第5代孝昭天皇の時代の創建と伝承されているそうです。
第12代景行天皇の代に武蔵国造一族となったと云われる出雲系の氏族がこの地に移住し、須佐之男命をはじめとした三神が出雲の家族神として祀られ、神社付近の“荒ぶる川”「荒川」を、八岐大蛇をシンボルとし出雲平野を流れる「斐伊川(ひいかわ)」に見立てて「氷川」という社名が付けられたとのことです。
ご祭神は須佐之男命 奇稲田姫命 大己貴命です。
氷川神社は、約3万坪の広大な敷地の中に建っています。
境内の見どころは、まず、神池に架かっている橋を渡って拝殿へと向かいますが、橋からは立派な朱塗りの楼門が見えます。
ちなみに、この神池と神橋はパワースポットとの噂もあります。
また、橋を渡った左手に手水舎がありますが、その手水舎の奥にあるのが「蛇の池」で、その途中にある「御神水」「御神井」も隠れたパワースポットとのことです。
楼門をくぐらないで左奥、西側駐車場付近に「蛇の池」はあります。
楼門をくぐった所に舞殿があり、その先が拝殿です。
氷川神社では、摂末社も見逃せません。
各々、残さずお参りしたい所です。
拝殿のすぐ近くの摂社が、門客人神社で、ここも見逃せないパワースポットといわれています。
江戸時代までは「荒脛巾(あらはばき)神社」と呼ばれ、櫛石窓神と豊石窓神の「アラハバキ神」が祀られていたとのことです。
アラハバキ神は出雲の神が来るまでの元々いらした地主神です。
そのため、この地主神に参拝しないとご利益が半減させられると噂されているようです。
境内には多数の摂社末社があります。
摂社としては、門客人神社=祭神:足摩乳命・手摩乳命。
天津神社=祭神:少彦名命。
宗像神社=祭神:多起理比売命・市寸島比売命・田寸津比売命。
末社としては、六社(山祇神社=祭神:大山祇命。
石上神社=祭神:布都御魂命。
愛宕神社=祭神:迦具土命。
雷神社=祭神:大雷命。
住吉神社=祭神:底筒男命・中筒男命・上筒男命。
神明神社=祭神:天照大御神)。
天満神社=祭神:菅原道真公。
松尾神社=祭神:大山咋命。
御嶽神社=祭神:大己貴命・少彦名命。
稲荷神社=祭神:倉稲魂命・・・と、そうそうたる神々が祀られています。
(天満神社は一度境内を出て、参道を二の鳥居を過ぎ信号を渡って少し進んだ左手にあります)。
御朱印は、拝殿右手の授与所にていただけます。
初穂料はご神菓付きで500円です。
私にとっては、落ち着く境内です。
大きいけやきもあり、自然のパワーをいただいてる感じがします。
由緒正しき武蔵一の宮神社。
広大な敷地を有し、緑も多い。
近くには野球場やサッカー場、桜の名所の大宮公園もある。
第三の鳥居はいって左、碑の裏にあたる場所。
神社庁の移転後が駐車場となり、社務所の玄関前がとてもすっきりした。
名前 |
社務所 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
048-641-0137 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
大宮周辺の川を八岐大蛇と見立て、これを退治してもらうために氷川神社に須佐之男命を奉ったと言われてるようです。