名前 |
四体大明神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
房丸の四体様地主、耕作者など、この地に関連をもつ人々が、病気や不時の厄に災された。
小島栄左衛門が占って貰ったところによると、四人の六部が何れの時か、この地に住んだが、何か事があり、そこへ生埋めにされた。
六部の霊は浮ばれず、祭祀を得て往くべき所に往きたいので関係者に祟るのだとあった。
小島栄左衛門は、おじ気を奮って、土地を房丸村に寄附すること、村で祀って欲しいことを申し入れた。
村でも捨ておけないので協議の結果、これを祀ることとし、その土地をそのまま境内地として石宮を建てた。
四人の六部であったというので四体大明神と称え、境内地に松や桜を植樹して境内を整えた。
そして盛んな祭りをしたので、評判となり各地からの参拝者が雲集した。
(下川淵村誌より抜粋)