この道標の前の道は暗越奈良街道だ。
暗越奈良街道 新道標 / / .
幹線道路の歩道脇にひっそりと石碑があるだけで、私的には何の感動も発見もありませんでした。
ただ指定されたチェックポイントでした。
わざわざ行く人は少ない気がします。
大阪と奈良を最短で結ぶ道、暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)の石碑です。
傍らにある案内板には、かつてこの地が菅笠(すげがさ)の有名な産地で、大坂からお伊勢参りに向かう旅人がこぞって菅笠を購入したとの記述があります。
◽アクセス①地下鉄千日前線 新深江駅︰徒歩7分②近鉄奈良線 布施駅︰徒歩12分◽暗越奈良街道 新道標▪今里大橋を渡りさらに東進を続けます。
. 地下鉄鉄新深江駅とコクヨ本社ビルも. 通過すると、やがて野崎病院が現われ. だします。
▪その病院前のバス停脇に暗越奈良街道. の新道標が所在します。
. 新道標の傍らには、深江菅笠の解説板. も設けられています。
◽上方落語紀行『東の旅(伊勢参宮神乃賑)』. 【上方落語︰東の旅 発端篇】▪ぽちぽち陽気もよくなり、喜六・清八. のウマ合いが、お伊勢参りでもしよう. かと、でもつきで〜. 黄道吉日を選び、大勢の人に見送られ. て「安堂寺橋」から東へ東へとやってま. いります。
▪大坂離れて早や玉造 枡屋芳兵衛 鶴屋. 秀次郎といぅ二軒の茶屋がございまし. て、ここらを「二軒茶屋」と申します。
▪ここで酸いぃ酒の一杯も呑みまして、. 見送りの友達と別れますといぅ〜と、. あとは二人連れでございます。
▪「さぁ向きなはれ~心得た」. 中道、本庄、玉津橋から深江へと出て. まいります。
▪『笠を買うなら深江笠』てなことを申. しまして、笠が名物でございます。
. 名前は、「深江笠」でもその実浅い笠を. 一かいずつも買い求めますといぅと〜◽暗越奈良街道(玉造筋)(JR大阪環状線)▪国道308号▪二軒茶屋・石橋旧蹟 (江戸期起点の地)▪️道標▪東成警察署 中道本通警邏連絡所▪矢田地蔵▪参道前道標 (里程元標より1里)▪浄林寺▪玉津橋 (平野川)▪常善寺道標▪東成警察署▪道標 (東成消防署前)(今里筋)▪いまざと ならみち道標▪妙法寺▪底谷地蔵▪火袋式道標▪国道308号▪️芸人の町片江顕彰板 (寄り道)▪今里大橋(国道479号)▪地下鉄千日前線 新深江駅▪コクヨ本社▪暗越奈良街道新道標▪深江菅笠ゆかりの地・摂津笠縫邑跡▪深江郷土資料館▪中高野街道交差地点▪布施柳通交差点▪旧暗峠越奈良街道碑▪高井田地蔵▪松原宿跡・松原宿道標▪弘法大師堂 (東高野街道交差地点)▪子安地蔵尊。
暗越奈良街道に建つ道標。
暗越奈良街道は大阪と奈良を最短で結ぶ道だった。
江戸時代は玉造が起点だったが、明治時代に高麗橋が起点となった。
江戸時代はお伊勢参りや商人の往来、大名の参勤など盛んに利用されたとされる。
特にこの地では、深江の名産として知られた「菅笠」を買い長い旅に備えたとされる。
昔の人は、ここを通って奈良まで歩いていたのでしょうか。
この道標の前の道は暗越奈良街道だ。
すぐ東を向けば府道24号線と、その右に暗越奈良街道が見える。
この新道標は新旧の道が分岐するポイントに建てられたということである。
「深江探訪」より今は、車や人で混んでいる道だが、歴史を戻せば、この前の道をたくさんの商人や旅人、侍たちが往来しているのを見れるはずだ。
名前 |
暗越奈良街道 新道標 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
〒537-0002 大阪府大阪市東成区深江南2丁目20−14 |
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.6 |
暗越奈良街道の石碑。
横の説明看板には深江の菅笠についての記載がありました。