日本でココだけにしかない漬け物の神様です。
香の物発祥の地らしいユニークな神社。
唯一無二の漬物神社。
お参りして何を願えばいいんだ?
日本でココだけにしかない漬け物の神様です。
「香の物」は、「神のもの」.....(やぶにこうのもの)萱津神社と日本武尊(やまとたけるのみこと)に関わるお話を紹介します。
毎年、秋になると、付近の村人たちは、豊かな自然の恵みに感謝して、大地から採れる野菜の初物(瓜、茄子、大根など)と、海から採れる藻塩を初穂としてお供えしていました。
しかし、せっかくのお供えもそのままにしておくとそのうちに傷んでしまいます。
それを嘆いたある村人が、それらのお供え物を甕に入れて供えてみたところ、藻塩から出た塩が野菜とうまいぐあいに熟れ合って、ちょうどいい塩漬けになったのです。
村人たちは、ときが経って、雨露にあたっても変わらないその不思議な食べ物を、“神様からの贈り物”だと考えました。
そして、諸病の疫除、万病快癒の護符として、また貴重な保存食品としてその後は各家庭で蓄えるようになりました。
その後、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折り、八岐のオロチとの戦いで傷つきこの地に立ち寄り休憩したおり、村人がこの漬け物を献上し、霊験あらたかなことなどを申し上げました。
尊はとても感慨深げに「藪二神物(やぶにこうのもの)」と仰せられ、その名はいよいよ広く世間に伝わりました。
「藪二神物(やぶにこうのもの)」という言葉は、いつのころからか「香の物」と呼ばれるようになりました。
そして、尊が熱田の宮にお鎮まりになった後、村人たちは、「香の物」を毎年奉献するようになり、二〇〇〇年近い年月が流れた今でも、熱田神宮の元旦祭、春祭、秋祭、例祭には、特殊神饌(しんせん)として献進しているといわれます。
ここは、大地からの恵みを受けた「神のもの」たちを、熟成させ、「香の物」として祀るパワースポットです。
名前 |
香の物殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
日本唯一とのこと、お詣りさせていただきました。