二宮駅南口に、この像は建てられました。
小学生の頃に本で読みましたがこの街にゆかりの話だったか覚えてませんでしたね。
説明書きがありましたが車道に立たないと読めない…
JR東海道線二宮駅北口ロータリーに建立された像です。
太平洋戦争末期に、この地で空襲により父親を亡くした後に一人で生き抜いた少女像と父親の形見のうさぎ像だそうです。
二宮駅南口前にあるガラスのうさぎ像。
1981年に制作されたもので、空襲でゆがんだガラスのうさぎを抱えている敏子の銅像。
この二宮の地に像があるのは、東京大空襲を受けて疎開途中に敏子の父が機銃掃射に遭い、敏子の目の前で命を落としたから。
ちなみに、ガラスのうさぎは1977年に児童文学作家の高木敏子さんが自費出版した「私の戦争体験」が編集者の目にとまり、子供向けに書いたもの。
ガラスのうさぎは、1979年に映画化、1980年にNHK総合でドラマ化、2005年にアニメ化されています。
ドラマ化の後にこの像がつくられたんですね。
戦時中の話をモチーフにした銅像です。
昔映画になったが、自分は見たことがありませんでした。
小学校の時に映画をみました。
高木敏子さんの実体験に基づくノンフィクション小説「ガラスのうさぎ」の像。
この作品はのちの、映画化、TVドラマ化、アニメ化がなされています。
少女が手に乗せているうさぎは、ガラス細工のうさぎが、東京大空襲による高熱で変形してしまった姿を表現しています。
高木敏子さんは東京の生まれですが、戦時中は疎開のため二宮に滞在しており、その際に父親を米軍の機銃掃射で亡くしています。
二度と戦争があってはならないと、永遠の平和を願う人々の浄財によって昭和56年(1981年)、二宮駅南口に、この像は建てられました。
名前 |
ガラスのうさぎ像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
『ガラスのうさぎ』の発端部の舞台がこちらと初めて知った。
原作も映画も、あまりに悲しそうで読んだり見たりしていないのだが。