名前 |
安養寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
06-6653-8519 |
住所 |
|
評価 |
3.6 |
昌芳山安養寺は、浄土宗知恩院派一心寺の末寺で、本尊は阿弥陀仏、元禄2年(1689)3月貞誉清薫尼の創建。
明治20年の失火と昭和20年の戦災で2度焼失し、現在の寺は昭和34年再建のものである。
境内には、紙治おさん、猪名川、佐藤魚丸の墓がある。
(1) 紙治おさんは、近松門左衛門の最高傑作の一つ「心中天網島」の紙屋治兵衛に貞節 を尽くした妻として有名である。
(2) 猪名川弥右衛門は、大坂相撲の名力士である。
墓石には、仁愛深く相撲にひたすらうちこみ、よく稽古をしたため、その名は天下に広まったとの意の漢文が刻まれている。
(3) 佐藤魚丸はすぐれた狂歌師で、当時もっとも世にうけた蝙蝠連(こうもりれん)という狂歌グループのリーダーとなり得意のギャグと風刺の利いた着想の妙で名をあげた。