柵に覆われて外から見る事しか出来ません。
明治初年、津久井から横浜まで水道が引かれた文明開化の歴史的記念物です。
文明開化・経国済民なるもの、やはり生活者の生命を維持することが最優先です。
ここを訪れた日は、前日にアフリカのマリ共和国で日本企業日揮の社員が人質にされ、首相が政府専用機で現地に向かった日です。
空には中層に積雲が横一列に並んでいました。
当時の技術功労者・英国人技師スペンサー・C・パーマーの像が建てられています。
津久井湖から横浜まで安定した水を供給した先人の苦労のゴールがここにあったのかと想いを馳せます。
どうやって野毛山の上まで水をあげたのか。
日本の水道の原点であり、現在でも、ここの高さを活かして自然の流れで周辺の蛇口に届く。
中に入ることはできません。
野毛山公園は、関東大震災で崩れた野毛山浄水場(日本初の浄水場)の跡地に作られた。
地下に新野毛山配水池(西/中/南区に供給)がある。
柵に覆われて外から見る事しか出来ません。
廃墟的な遺物であります。
是非、一般公開して頂けないでしょうか。
名前 |
旧野毛山配水池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
旧野毛山配水池は1930(昭和5)年に運用が開始され、1995(平成7)年にその役目を終えたそうです現行の配水池は公園の芝生広場の下に設置されていて旧配水池は震度6以上の揺れに対する耐震性が低いということが分かり、安全を考えて閉鎖されたらしい…けど中に入ってみたいですね~