名前 |
神明宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
仙石森ノ前公園、野球グラウンドの北側にあり、利根川沿いは農地、神社用地の周囲は住宅地ですが、神社用地は鎮守杜が環境保全され、様々な樹木が見られます。
鳥居には「神明宮」の額がかかり、境内中央に「太神宮」社殿があり、境内左側には「御嶽山神社」石碑や、末社祠が並んでいます。
太神宮社殿と並んで左側には「十二社天宮」の社があります。
太神宮社殿右手には富士塚があり、頂上部に「浅間神社」が祀られています。
大泉町指定重要無形文化財「仙石ささら舞い」このささら舞いは、町内に伝承する唯一の獅子舞で、地元の人々は単に「ささら」と呼んでいます。
その始まりは、獅子頭を保存してある葛籠から元禄時代頃(1700)以前と推測されますが、詳しいことは不明です。
三頭の獅子が演じる舞いには、神を慰める「平ざさら」、川を渡る様子を描いた「橋がかり」、嫉妬やいさかいをユーモラスに描いた「牝獅子かくし」の三種類があります。
元旦祭、春祭り、農休み、夏祭り、秋祭り、新穀感謝祭と合わせて年六回演じられますが、いずれも農業と深いかかわりをもっています。
農休みの際には、この境内で舞いが終わると、獅子は地区の家々を回り、悪疫退散と氏子安泰を祈る「ムラ回り」が行われます。
地域の人々と深く結びついたこのささら舞いの舞手や囃子方は、各家の跡取りを中心として構成され、貴重な郷土の遺産の伝承に努めています。
(境内案内板より)「十二社天宮」此の十二社天宮は上野国延喜式内社といい、上野国甘楽郡貫前神社を一之宮と稱し承和六年(916)延喜式神明帳に抜鋒大明神と呼ばれる上野国十二社の御分霊を御祀した社です。
(社殿内「十二社天宮由緒記」より)