榛名湖の帰りに上野国四宮の甲波宿禰(かわすくね)神...
甲波宿禰神社(川島) / / .
式内社、旧郷社、上野国四宮。
宮司さん宅にて書き置きを頂く。
歴史ある神社ですが木々に囲まれた神社です。
残念な事は鳥居にクモの巣があた事です今日は宮司さんが留守でしたので書き置きの御朱印を受けてきました。
榛名湖の帰りに上野国四宮の甲波宿禰(かわすくね)神社に初参詣🙏。
運良く宮司さんがいらして、お話聞きながら御朱印を直筆で書いて頂き、不在時のためのお茶まで、しかも家内の分まで頂戴しちゃいました✨。
古墳時代の5世紀に榛名山が1万年の静寂を破り爆発🌋し、麓まで火砕流が襲ったそうで、甲冑を来たままの古代兵士が数年前に発掘されたそうです。
ここの御祭神はイザナギ・イザナミが生んだと言う水の神夫婦。
榛名山の火之神を鎮めたくて、吾妻川の水の神を祀ったんですね。
遠い昔から、吾妻川は洪水のたびに流れを変えてきました。
そんなことが何度も繰り返された末に、本流のなかに島ができ、人が住むようになって集落ができました。
これが渋川市川島の始まりだと言われています。
付近には金島、祖母島、箱島もあり、どれも同じ発祥の地名かも知れません。
その暴れ川を鎮めるために祭ったのが、この神社であるそうです。
甲波は川であり、まさに吾妻川のことです。
氾濫することのないように、静かに真っ直ぐ流れてくれるようにとの人々の祈りが、この社には込められているようです。
ただし、この社も天明3年(1783年)の浅間大噴火のとき、吾妻川へ押し出してきた泥流に、ご神体ごと流失してしまいました。
のちに遠く銚子で発見されたので、現在の場所に社を再建したと伝えられています(^_^ゞ
天照大神様、天御中主大神様を祀っておられます。
日本でも数少ないと言われる川の神様をお祀りした神社のようです。
地元の鎮守様的な雰囲気で、社殿の古さが歴史を感じさせます♪
上野國群馬郡 甲波宿禰神社(かわすくねじんじゃ)御祭神 速秋津彦神 速秋津姫神合祀 大山祇神 誉田別神配祀 大物主神 倉稻魂神 水波之賣神ここ甲波宿禰神社は、上野国十二社の「四の宮」として古くから崇敬の篤かった神社です。
祭神は、速秋津彦神・速秋津姫神で、多くの神社が山の神を祭っているのに対し、この社は川の神を祭った全国でも少数ない珍しい神社として知られ、人々の罪やけがれを呑み去る神として、古くから多くの人々に崇拝されています。
環境庁・群馬県(境内案内板より)社伝では、創祀は宝亀2年(846)9月29日。
嘉祥3年(850)12月官社に列し、貫前、赤城、伊香保についで、上野国四宮と称されていた。
当社の祭神は川の神様で、式内・甲波宿禰神社の論社。
甲波宿禰神社の論社は、当社の周囲には3つ。
『式内社調査報告』では、以下のように記述されている。
まず、3つの鎮座地が、箱島・祖母島・川島と「島」のつく土地。
さらに、3つはほぼ等間隔に、しかも吾妻川に沿って並んでいる。
海神や川神に関する神社は、三社構成であることが多い(たとえば宗像大社、丹生川上神社)。
ということで、吾妻川(甲波=かわ)を神格化して祭祀した神社で、三社並立の神社ではないだろうか。
名前 |
甲波宿禰神社(川島) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.9 |
雰囲気良かったです。