ここは花桃の発祥地です。
近代化産業遺産にも選出されている白亜の重厚な発電所1本だけピョンと出ている尖塔部分に愛嬌を感じます。
石張り堰に澄んだ水が越流する姿が美しい。
ここは花桃の発祥地です。
その昔、この発電所が造られた時、発電機を購入するためにドイツのシーメンス社を訪れたときのこと。
敷地内に咲いていた花桃をみつけて、とても綺麗だということで関西電力の創業者福沢桃介の命によって、この須原発電所の敷地内にも植えるべく樹木職人を派遣しまして3本の苗木を輸入しました。
100年前のことです、その3本から始まったものです。
いまやこの地の花見のメッカです。
シーズンになると発電所敷地の奥が解放され、地域のちびっ子たち高齢者に喜ばれています。
その後、19号から153号へ清内路を越えるハナモモ街道をへて阿智村・昼神温泉へと伝わってゆきました。
その後、関西電力の有志によって福沢桃介の名古屋市の邸宅跡、二葉館(川上貞奴邸)の敷地にハナモモが植えられています。
名前 |
関西電力須原発電所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
06-6441-8821 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.7 |
国道沿いから少しみえたが、やはり橋を渡りそばまでいけば良かった。