駐車場脇にある個人所有の有形文化財。
駐車場脇にある個人所有の有形文化財。
著名な大名跡、二代目高尾が那須塩釜出身(生まれは湯本の説あり)ということで、妙雲寺住職らの手引きがあり身内の子孫が施主となって1816年に建立した碑。
死因や没年に諸説があり、墓地も巣鴨の西方寺や浅草の春慶院など複数あります。
高尾が江戸の遊郭で働くことになったのは、近隣の温泉宿である明賀屋の主人らが取り計らい、江戸の著名な遊郭「三浦屋」の主人を湯治に招いたのが発端。
そこで高尾は三浦屋主人にその美貌や明晰さ・気立ての良さを見初められて引き取られました。
この塚もその明賀屋の敷地のようです。
余談ながら現在も明賀屋本館はここからやや南へいったところにあり、混浴の露天風呂は箒川にほど近く、一時は川の氾濫で崩壊したものの復活し、メディアにも取り上げられていました。
由緒ある名前が、今も様々な形でこの地域の界隈に残っているところが感慨深いです。
名前 |
高尾塚 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0287-37-5419 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.city.nasushiobara.lg.jp/soshikikarasagasu/shogaigakushuka/bunkazai/2/12/2710.html |
評価 |
3.8 |
感慨深い場所ですな。