名前 |
久恵八幡宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
久恵八幡宮は、JR筑後船小屋駅の北東2.7kmほどの筑後市久恵(旧八女郡古川村大字久惠宮ノ本)の集落の中に鎮座している神社です。
東隣に古川小学校があります。
旧社格は郷社です。
治承4年(1180年)溝口城主・溝口常陸介高房が京都の石清水八幡宮を勧請して創建しました。
鳥居は、明治34年(1901年)の建立です。
立派な神門内には、随身像と狛犬が奉納されています。
狛犬は、明治13年(1880年)の建立です。
狛鳩は、明治44年(1911年)の建立です。
社殿は平成7年(1995年)の火災で全焼しましたが、平成10年(1998年)に再建されました。
神社のある「久恵(くえ)」という地名は、かつてあった筑後久留米藩の下妻郡(しもつまぐん)久恵村に由来します。
明治22年(1889年)久恵村、溝口村、北長田村、鶴田村、新溝村が合併して古川村が発足して、久恵村は消滅しました。
明治29年(1896年)八女郡(やめぐん)古川村となりました。
昭和29年(1954年)古川村・羽犬塚町・水田村・岡山村が合併して筑後市が発足しました。
八幡宮は、全国に約44,000社あり、大分県宇佐市の宇佐神宮を総本社とします。
御祭神は武運の神「弓矢八幡」として崇敬を集めた誉田別命(ほんだわけのみこと:応神天皇)です。
応神天皇は、皇室の守護神(天照大神に次ぐ)で、出世開運の神ともいわれ、筋肉隆々で逞しく、実存性が高い最古の天皇といわれています。