眺望のない丘みたいな山。
眺望のない丘みたいな山。
佐野坂峠の大きな尾根から北に小さく張り出して、親海(およみ)湿原を縁取りする尾根の頂部がドウカク山です。
朱鷺が巣をかけていたことから、その名がつけられたのだとか。
湿原から杉の樹林のなかを登っていきます。
この杉は植林によるものです。
山頂近くにはシャクナゲの群落がいくつもあります。
標高815mで親海湿原との標高差は約70m.眺望は望めません.ドウとはトキの俗称でカクは巣を掛ける場所を意味していたとのこと.それでドウカクなのですね.約3万年前に西の仁科山地が地滑りを起こした山塊の末端が,この山付近でしょうか.この地滑りによって旧姫川が堰き止められて青木湖が誕生し,谷中分水嶺もまた,中綱湖と木崎湖の間からこの佐野坂丘陵に移動したと考えられています.
名前 |
ドウカク山 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
姫川源流と親海湿原の間にある小さな山で、標高814m、親海湿原との標高差70mなのですぐ登れます。