伊予八百八狸物語発祥の地だそうです。
狸の神様の最も位の高いところ。
稲荷でいうところの伏見稲荷大社に当たる。
開運、運気上昇、上昇した運気の保持、物事を円満にまとめる等のご利益がある。
果物や大福のお供え物を特に喜ばれる(置きっぱなしにはしないように)。
伊予八百八狸物語発祥の地だそうです。
色々な妖怪物にも出ているあの狸がここで生まれたとは知りませんでした。
化けダヌキ「隠神刑部」が、広島藩士・稲生武太夫によって、八百八の眷族とともに封印されたといわれる場所に立つ祠。
隠神刑部は日本三狸にこそ数えられないが、杉浦茂の漫画「八百八狸」、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪獣の回、スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」等な名だたる作品に登場して、いずれもタヌキの大将として描かれている。
刑部とは律令制度の司法を司る役職のこと。
古くから松山城の守り神として存在し、城主から授けられた位だとか。
おそらく、そこらの人間よりよっぽど賢いのだろう。
そんな隠神刑部もお家騒動に巻き込まれ、謀反を起こしたとして封印されてしまう。
この伝承をまとめたものを「松山騒動八百八狸物語」といい、講談師によって怪談話に仕立てられ、世に広められたらしい。
これをベースに書かれた「松山奇談 八百八狸」であれば、国立国会図書館デジタルコレクションHPにあるアーカイブで読むことができる。
(大変読みずらいが・・・)ドロドロした政争が好きなら、是非、読んでみてほしい。
隠神刑部には、人に対する恩義と約束を重んじる義理堅さがあるのだが、忠義を尽くした人間が大悪党で、その陰謀や裏切りに気づき、利用されていることを知りつつも断り切れない。
そんな善悪の狭間で揺れ動くのが何故かタヌキという物語。
やくざ映画「仁義なき戦い」や香港ノワール「男たちの挽歌」をほうふつとさせる熱い話なのだ。
名前 |
山口霊神 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
お狸様の親分が祀られている。
雨の日はぬかるむので注意。
写真で見るより凄みがあり、おすすめの場所です。