平日の入館をお勧めします。
私の浮世絵との最初の出会いは‥大昔‥永谷園のお茶漬け付録カードの、東海道五拾三次/歌川広重だったり‥切手趣味週間シリーズの、市川蝦蔵/東洲斎写楽、見返り美人/菱川師宣、月に雁/安藤広重・歌川広重、山下白雨(冨嶽三十六景)/葛飾北斎‥などでした。
いらない情報ですね(^^ゞところで19世紀後半から20世紀にかけて、フランスでジャポニズム旋風がまきおこるわけですが、フランス近代作曲家ドビュッシーは葛飾北斎の圧倒的な画力と構成力‥神奈川沖浪裏(冨嶽三十六景)の大波からインスピレーションを受け、交響詩【海】を作曲しました。
因みに初版譜面の表紙に神奈川沖浪裏が使われていることはあまりにも有名です。
同様に前奏曲第1集の【西風の見たもの】にも影響を感じることができます。
対してラヴェルは大波ではなく心もとなく揺れる舟と、それに乗る人々の様子を、洋上の小舟(鏡)に於いて音で表現しました。
他に‥名曲、水の戯れ‥なども‥。
今回は涼しい館内で楽しいお話をうかがうことができて、「神奈川沖浪裏」の木製版画(復刻版)も入手できて‥とても満足です。
゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。□アクセス★★★大阪メトロ/心斎橋駅・なんば駅、近鉄/大阪難波駅‥ともに約500m。
(徒歩5~10分くらい)開館時間/10:00-17:00月曜休館⚠️時節柄、開館時間や休館日はHP要ご確認を。
□コスパ★★年中葛飾北斎祭やってるので‥リピートしても特に新鮮味は‥場所は一応ブランド街の心斎橋‥しかし展示作品少な目で、高級感や‥特別感と言うよりは‥むしろ場末感。
チケット:1000円因みに上野の東京国立博物館と同じお値段ですね。
※museum shopは無料ゾーン(⚠️しかし営業圧が結構強め。
ほっといてくれません。
いろいろ買わされるかもw)シール剥がしたら‥【京都浮世絵美術館】って‥書いてありました。
□立地★★1Fがダイコクドラッグ。
かつては不二家が入っていたビルなのでしょうか‥エレベーターやエスカレーターのない建物の3Fにひっそりと‥隠れ家的な‥とても見逃しやすい場所です。
心斎橋筋商店街を歩いていたら浮世絵美術館の看板を発見。
ミュージアムショップは入館料無しで見られるという事で3Fまで。
手ぬぐいからクリアファイル、食器まで色々あったけど壁掛け用版画まで購入出来るのは凄いな。
息子用に北斎プロジェクトのTシャツを購入···。
九谷焼も素敵だった。
目立たない小さな美術館で展示数も60点ほどと少なめ。
作品の質は高いですが、この施設と展示数で入館料1000円はやや高い。
700円~800円が適正でしょう。
初めて浮世絵を間近で見ましたが、とても素晴らしいものです。
海外からの旅行客が激減しているため、今は、とても落ち着いてゆっくり見ることができます。
館内では、それぞれの特徴や見るべきポイントなどを説明頂き、興味深く見ることができました。
ありがとうございました。
冨嶽三十六景は、北斎と、彫師と、刷師の連携が素晴らしいと思います。
必見です。
名前 |
大阪浮世絵美術館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
06-4256-1311 |
住所 |
〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目2−23 |
関連サイト | |
評価 |
4.6 |
戎橋付近にあるギャラリーのような美術館です。
様々な浮世絵が所蔵されていて、楽しかったです!受付の方の対応も親切にしていただきました。