名前 |
兎田 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
室町時代、徳川氏の祖先がこの地で雪の中を迷っていたところ、在地の武士(林氏)が兎を捕らえ、馳走したという伝承がある。
その後運が開けて征夷大将軍となった徳川氏は、それを吉例として、正月に兎の汁物を食するようになったとされている。
時は移り、幕末期に下総請西藩主となっていた林氏は、藩主自ら脱藩して真武根陣屋(木更津市史跡:土塁が残る)を焼き払って各地で新政府軍と戦ったのち降伏。
しかしその件があったため明治の世になっても爵位を与えられず、後に家臣らの運動にによって名誉が回復された。