三分市に鎮座する神社です。
伊邪那岐命・速速玉男命・事解男命を祭神とし、三分市に鎮座する神社です。
創建は天正年間以前に紀州から勧進されたそうです。
明治以前は三分市・坂田・中原の、明治以降は三分市と坂田の産土社とされており、現在の本拝殿は昭和6年造営のようです。
国道9号線を斐川支所前交差点から約2.5km北進すると左手に見えてきます。
南面しており、社号標と一の鳥居は自動車道から20m西に入った場所に建てられていました。
北に向かって参道を進むと随神門の前に平成3年奉納の構えの狛犬さんがおられます。
門の前に略記の看板が立てられていますが、文字のかすれが目立ちいずれ読めなくなりそうな状態でした。
門を潜って正面に黒瓦葺きで注連縄の掲げられた入母屋造の拝殿が建てられていました。
注連縄の上に龍の彫刻が飾られています。
拝殿から通殿を経て続く本殿は銅葺き屋根、外削千木、三本鰹木の権現造りで垣に囲まれていました。
参拝時は拝殿の扉が開いており二重亀甲剣花菱の神紋を確認できました。
境内社は西側に大歳神社(大年祖命・須佐之男命・月夜見命)、東側に若宮神社(御年命・経津主命・武御雷命)と2つの総荒神(西の三分市総荒神・東の坂田総荒神)があるようです。
坂田総荒神の前には小型の狛犬さんが一対おられましたが欠落が強くディティールははっきりしませんでした。
略記に記載されているのは上記までですが、他にも4基の石碑・祠が祀られています。
社日柱もありました。
参道の西側が公園、東側が集会場となっており駐車場もあるため車でも参拝は容易です。
北側には同一デザインの先代狛犬さんが置かれており、裏参道の先に隣接して神宮寺が建てられていました。
和泉の神、スピードの玉、解釈の神2007年11月19日(原文)伊弉册神・速玉男神・事解男神平成27年11月19日 参拝。
とても広い境内で、静かで、癒されました。
すぐ目の前の集会場の駐車場に停めさせていただけます。
名前 |
熊野神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0853-63-0698 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6409 |
評価 |
4.5 |
この神社は出雲空港の西約5kmに鎮座しています。
遠くから大きな鎮守の杜が見え、右側には三分市公民館、左側は児童遊園となっています。
入口には社号標と鳥居が建立され、狛犬が護る北に向かう参道を約40m程進むと、由緒の案内板と神門。
境内左に社務所が配され、正面に入母屋造りの立派な拝殿、通殿、素敵な本殿が建立されています。
又、落ち着いた雰囲気の境内周囲には境内社等が祀られています。
御祭神:伊邪那岐命、速玉男命、事解男命祭礼日:不明境内社:大歳神社(大年祖命・須佐之男命・月夜見命)、若宮神社(御年命・経津主命・武御雷命)、三分市総荒神、坂田総荒神由緒:当社は、天正年間以前に紀州熊野(和歌山県)より勧請され、現存する最も古い棟札には天正12年(1584)12月13日社殿造営の記載があり、当時は三分市・坂田と中原の惣社氏神として明治以前まで続き、維新後に区の改正により三分市、坂田の里の産土社として今に至り、現在の本殿、通殿、拝殿は昭和6年の造営によるものです。
先年までは、高々とそびえる老松の風景は遠く松江大橋からも眺められ、その生茂る枝は悉く逆枝となり、実に天正年間以前の社地と見受けられる。