イノシシソーセージがまじで旨い。
のどかな里山風景が広がる雲南市。
清らかな山の水や豊富な自然環境は、野生のイノシシが伸び伸びと育つ絶好のスポット。
そんな雲南市で育った猪を、愛情とともにしっかり旨味を閉じ込めたソーセージになって我が家の食卓にやってきた。
KANUKA PARKの猪ソーセージだ!▼ 出会いは突然にいつも通り、夜遅くに帰宅すると、妻がニヤニヤしながらお皿を持ってきた。
立派なソーセージだ。
妻が何か言いたそう。
顔に「わかる?」と書いてある。
クイズを出すなら隠しておいた方がいいと思うのだが、この箱があるから分かってしまう。
KANUKA PARKのソーセージだ!移住者仲間の料理人、鹿糠俊二氏が自ら猪を捌いてソーセージにしているのだ。
食べたいなーと思いながらなかなか機会がなく、今日までに至る。
ふと思い出す。
料理を振る舞い、お皿を提供しながら説明をするときのKANUKA氏。
まるで少年のようにキラキラと輝いている。
とにかく、料理が好きで、食べてもらうのが好きな料理人なのだ。
改めてソーセージを眺める。
聞くところによると、原材料は猪を塩のみらしい。
こだわりの鵜鷺の藻塩が猪肉本来の旨味を引き出すそうだ。
もちろん無添加で、身体に優しいソーセージ。
オーガニックという言葉に反応しがちなあなたにもうってつけの一品だ。
▼猪肉ソーセージを喰らってみる!能書きはこの辺にして、早速食べてみよう!なんとも言えない重厚感。
そしてプリッとした弾力と、噛めば噛むほど旨味が口の中で広がっていくのだ。
一噛みでわかる。
家畜化された豚肉とは全く違う。
まさに野生に生きてきた動物の生命力をいただいている、そんな感覚に襲われた。
一般的なソーセージはパリッと、ジューシーな口当たりから価値を感じるもの。
だが、猪ソーセージは違う。
その旨味の深さに、猪の孤高の”命”を感じるのだ。
もう一皿はバラ肉を豆苗と炒めたもの。
鹿糠氏いわく、このバラ肉は今の冬明けの時期にしか取れないそうだ。
見よ、この脂具合を。
これを噛んだときの食感たるや。
口の中からサクサクと音が聞こえてくるのだ。
『脂って溶ろけるものこそうまい。
』という今まで持っていた常識。
斜めはるか上をいく食感に感動を覚えた。
▼島根の食文化の豊富さは素晴らしき。
今回のように、島根の食材で作られた料理を口にすることが多い。
そして、その度に幸せになる。
移住前は、地元の食材で料理することはほとんどなかった。
むしろ、住んでいる地域で何を作っているのかさえ知らなかった。
もちろんいろんな地域からものが集まり、たくさんのものが作れる。
それはそれでありがたい。
だがやはり、今自分が過ごす環境で取れた食材を利用するのとは意味が違ってくる。
島根での食生活は環境と一体化している感覚で、心が安心する。
今日もそんな気持ちにさせてくれたKANUKA PARKさんには感謝しかない。
妻はソーセージとバラ肉以外にも肩ロースをゲットしてきたようだ。
しばらくは雲南市の環境に感謝する日が続きそうだな。
▼KANUKA PARKの猪ソーセージはお勧め!!ということで、雲南市の猪を雲南市に移住した料理人が捌いて作った猪ソーセージ。
島根って素敵〜と思える一品を是非お試しあれ。
名前 |
ソーセージの加工場 KANUKA PARK |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
5.0 |
イノシシソーセージがまじで旨い😋