天ノ安川神社境内に在る権現堂古墳の石棺内。
天安川神社/権現堂古墳 / / .
名前 |
天安川神社/権現堂古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php?jinjya=34352 |
評価 |
3.5 |
天ノ安川神社境内に在る権現堂古墳の石棺内。
戦前より石枕が設えられている石棺を持つ古墳として知られ、築造は6C.前葉とみられています。
石枕を設えた石棺を持つ古墳は長らくここだけで、巨勢氏の葬祭様式の特徴を著すものと考えられて来ましたが、昭和61年、御所市条に在る6C.中頃から後葉の古墳・巨勢山640号墳から石枕を設えた石棺が検出され、隣接して所在する巨大古墳・条ウル神古墳が荒人の父・稲持、もしくは、物部氏討伐戦で功績を上げた6C.後半の人・巨勢比良夫の墓ともされていますから、巨勢氏の高市郡巨勢郷・巨勢谷から葛城本宗家の故地・葛上郡への巨勢氏の進出が伺われます。