ものごころ付いた幼少期はこの官舎に住んでいました。
室蘭臨時要塞 小橋内砲台 / / .
私の実家に上がる坂にあった防空壕だと聞いていました!今は壕を埋めたようですね!
戦後74年が経過する令和元年11月に訪問しました。
砲身開口部の直近には設置された時には存在しなかった民家が建っており、実射時の弾着予想域を望むことは出来ませんが、砲台としての重厚さと時代を感じさせない風格があります。
実射時の射撃統制は、この砲台で行うのではなく測量山に設置途中だった指揮所と推定される施設(コンクリート製で現存)が行う予定だったのでは…と思います。
長くこの掩体が残って欲しいと思います。
また説明資料などの掲示板等があればなと感じました。
歴史あり、ですね。
しかし、言われなければ砲台とは気が付かない。
名前 |
室蘭臨時要塞 小橋内砲台 |
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ジャンル |
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住所 |
〒051-0033 北海道室蘭市小橋内町1丁目28−32−7 |
評価 |
3.7 |
この防空壕から50mほど坂を下ったところに、旧国鉄官舎(公務員住宅)があり、ものごころ付いた幼少期はこの官舎に住んでいました。
夕張の石炭を室蘭に輸送して鉄を製造する上で、戦時中の国鉄職員とその家族は軍隊によって守られていたのでしょう。
祖母からはこの防空壕に避難して空襲から身を守った話はリアルに聞かされてました。
中は見たことありませんが、炊事施設まで用意されていたと聞いています(かまど程度でしょうけど)。