名前 |
里木神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
086-522-4017 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
岡山県神社誌によると祭神は「簀狭之八耳神(すさのやつみみ)」となっていて、創建は慶安四年(一六五一)ですが、祭神は「アシナヅチ・テナヅチ」の事の様ですから、元々は神社があったものが無くなって久しく伝承だけが残っており、江戸初期に再建したと思われます。
アシナヅチ・テナヅチはクシナダ姫の父母ですから、素戔嗚尊からみれば義理の両親にあたります。
またアシナヅチは大山積(オモタル=イザナギ・イザナミの前の「倭の君」)の息子と思われ、中国地方は大山祇系の支配地域だった事を伝えるものと考えられます。
私の研究では素戔嗚尊は天神の系譜ですが地神に転じて居ることから、地神の大山祇系へと婿入りしたと思われ、岡山市の「國神社」も素戔嗚尊の息子達がいた離宮だと思われますから、併せると中国は地神系の支配地域だったと考えます。
(中国地方に「地神」の石碑が多いのは、この影響が残っていた為と考えています。
)婿入りした理由はアシナヅチがイザナギ・イザナミの前の「倭の君」である事に由来すると思われ、出雲は大山積(オモタル)の支配地域を素戔嗚尊が継承したとみることが出来るからです。
龍海。