深掘りすれば中々深い面白いエネルギーの持つ神社だと...
御祭神 瀬織津彦神 瀬織津姫神境内社 事代主神島根半島の最北端に鎮座されています。
沖泊の津上神社は、マリンパーク多古鼻の大きな立看板を左手に見ながら、港に向かって降りて行くとその谷間の右手の中腹海に背を向けて鎮座しています。
参道に当たる路面がカラーブロックで敷き詰められていますので道案内をしてくれます。
この神社も多胡八幡と同様に、津和野藩の多古家老が勧請したとの伝説には驚きます。
沖泊の港で恒例の歳徳神宮練が行われますが、ここでも大人が神輿の若い担ぎ手に「もっと回せ」と気合の入った師堂があり、祭礼継承の儀式でした。
この宮練が行われる港には、今は休館中のスクーバダイビング教室があり、潜ればピンクのサンゴも見ることが出来ると聞きました。
集落の入口にはトイレ・駐車場がありますが、その脇道の先には「潮掻き穴」と呼ばれる洞窟があります。
近親者がなくなり四十九日の忌明けにはここで潮掻きをすることとされていましたが、今は道路整備の為、簡単に下りることが出来ず、他の浦々で潮汲みを続けていると聞きました。
この洞窟にはその昔枕木山を越えた南側の松江市長海町辺りで生まれ育ったと言う武蔵坊弁慶が眼病の為四十二浦巡りをして、最後にこの洞窟で潮汲みをして、平癒したと伝わっています。
また、沖泊の東南の海岸には、「多古の七つ穴」と云う名所があり、ここには「枕木穴」と呼ばれる洞窟があって、華蔵寺のある枕木山に繋がっていて、華蔵寺で祭礼などあると米のとぎ汁が流れてきたという伝説もあります。
しかし、今からおよそ八十年前の昭和四年頃若者四人が船を仕立ててこの「枕木穴」と呼ばれる洞窟の探検を行いましたが、結局八十mばかりで行き止まりになっていたと言うことでした。
三十mばかりで辺りは暗闇となり、蝙蝠がうごめきろうそくの灯が自然に消えてしまうと言う臭気漂う中を進んだ少年達の心境はどんなものだったでしょうか。
神秘とされていたことを解き明かすことをためらったという、島根町瀬崎の故小野啓次郎氏が書き残された探検記です。
華蔵寺の言い伝えでも、漁船が枕木山の明かりを頼りに航行していたと伝わっており、海運時代の日本海と神社仏閣の密接な関係を示しています。
沖泊は 海から朝日が上がり 夕日は海に沈みます。
島根半島の最北端とても気持ちが良いところです。
①向かい岩石は、玄武岩でできた海食崖で、『多古(たこ)の石柱』と呼ばれています。
②石柱まで行けますが、滑落する恐れがある危険な場所なので、高齢の方、小学生以下は行かない方が良いでしょう。
③行く時は登山靴を履いてください。
松江あたりでは珍しいセオリツヒメが奉ってあります。
神社に行くまで民家の細い路地を通りながら行きます。
行くときにどこをいけばよいのか道に迷いました。
近くには武蔵坊弁慶が目の病気を平癒するために回った島根浦四十二箇所の沖泊裏があります。
この神社から帰ろうとすると その道の向こうに 石の塔のようなものが見えます。
近づいてみると迫力ある石の塔。
踏み分け道もあるので進んでみたが、断崖にびびって途中で挫折。
道は小さな岬の先まで続いているので、大丈夫な人は行ってみる価値あるかも。
普通じゃみられない景色があるかも。
津上神社瀬織津彦神・瀬織津姫神平成28年7月10日 参拝(四十二浦巡り 28 沖泊浦)
津上神社瀬織津彦神・瀬織津姫神平成28年7月10日 参拝(四十二浦巡り 28 沖泊浦)
名前 |
津上神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0852-85-2388 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=29641 |
評価 |
4.4 |
深掘りすれば中々深い面白いエネルギーの持つ神社だと思います♪ご挨拶させて頂きました!ありがとうございます。
御朱印は、スタンプが置かれています。
土砂が崩れる場所では、目に見えないバランスである磁場の崩れや歪みがあります。
その要因となる場所を導かれ発見させて頂きました。
また確認や処置などの為に伺わせて頂きます!