駐車場の裏にあります。
まないた石(白峰宮裏) / / .
まないた石(白峰宮裏)坂出市の南東にある城山の山中にはホロソ石・カガミ石・マナイタ石と呼ばれる奇妙な石製加工物が散在しています。
そのうちマナイタ石と呼ばれる巨石は2ヶ所にあります。
城山には合計3個ありましたが、うち1個は大正時代に城山の山中から麓の七十九番札所天皇寺と隣り合う白峰宮の裏山に降ろされたと記録に残るものがここにあります。
これらは幾つか存在したと考えられる城門の礎石ではないかと推測されていますが組み合わせたら数が足らなかったり、発見された場所がまったく遠く離れていたりで不明なことだらけのいまだに謎に包まれた遺跡です。
【府中村(*1)史】にはまないた石に関して以下の記述があります。
俎 石現在三個あって元稍下東方にあったものは大正十年(*2)五月西庄白峰神社の西方に移されている。
今一つは三角点(*3)の西南なる、坂本道(*4)を下り第一車道を横切って下方約一丁の山道傍に南面してある。
元上の方にあったが坂本村富豪宮井家が庭石として運搬中此処に棄て置いたもの、更に今一つは川津村(*5)から郷師山と城山との接触する鞍部を過ぎ三角点(*3)に向かって進む屈曲道路の右方山林中にある。
(*1) 城山の山すそにはかって府中村、西庄村、加茂村、川津村、金山村、坂本村等があった。
(*2) 白峰宮裏のまないた石の傍に立つ石碑には大正七年と刻まれている。
(*3) 展望台がある城山山頂に立つ三角点(462.2m)。
(*4) 現在の丸亀市飯山町東坂元につながるルートと思われます。
(*5) 現在の坂出市川津町。
名前 |
まないた石(白峰宮裏) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
駐車場の裏にあります。
写真の入口を登っていくと1分くらいで右側に見えました。