この神社で記憶に残るのは本殿しかない。
大阪府大東市諸福1丁目の住宅街に囲まれた一角にある神社です。
創建は1644年と歴史のある神社となります。
元々は「菅原神社」という名称でしたが、平成初期の修復工事で創建当時の「天満宮」という名称であったことが判明、それを機会平成11年に現在の「諸福天満宮」に改称されました。
この経緯については境内の石碑にも記録されています。
神社としては比較的小規模で建物は拝殿と手水舎ぐらいに留まります。
なお、地元の東諸福地車保存会の地車(だんじり)が同敷地内の倉庫に保管されており、例年のお祭りではここから地車が曳き出されます。
それに併せて境内では保存会による伝統的な慣わしが行われています。
この神社で記憶に残るのは本殿しかない。
修理はされたが、寛永二十年築の権現造の建物が素晴らしい。
また旧名の菅原神社から元の名、天満宮に改名したのも賢明である。
【諸福天満宮】(もろふくてんまんぐう)大東市由緒について;諸福天満宮は、一六四四(寛永二〇年)にこの地に勧請され、菅原道真公を祭神としている。
大東市には菅原神社がいくつかあるが、諸福天満宮も一八七二年(明治五年)に産土神社から菅原神社へと改められた。
理由は不詳。
以後一〇〇年余り菅原神社と呼ばれていた。
平成の修復で、菅原神社とか書かれていた額の板をめくると、天満宮の字が現れた。
一七五二(宝暦二年)の作成になる菅原道真画像の掛軸を入れた箱の表にも「天満宮」の銘があることなどから、一九九九(平成十一年)一月一日をもって諸福天満宮に改称した。
本殿は江戸初期の権現造りで、桃山建築の雰囲気をよく残しており、平成の修復で元の鮮やかな色彩が蘇った。
境内の石造物では、一六八二(天和二年)九月の石鳥居が最も古く、燈篭のうちでは一六九〇(元禄三年)九月が最も早いが、一七四五(延享二年)正月に奉納されたものには「河内国茨田郡諸福村五人組伊勢講中」とあって、この頃諸福に伊勢神宮の信仰集団でいていたことが知られる。
なお、末社に歯神社があり、歯痛によく効くといわれている。
住所:大阪府大東市諸福1-7-13
名前 |
諸福天満宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://osakadai3shibu.kilo.jp/jinja/daitou/jinja/morohuku.html |
評価 |
3.6 |
1月1日の午前0時前後にて毎年行事でお札、お守りの販売があります。
又、無料で大根の煮物が頂けます。
無人神社にて自治会が管理されています。