ここも天之磐船伝説があるのだろう。
磐船大神社(栂の宮) / / .
大阪なのに秘境度高過ぎ❗️高杉くん❗️😰
高貴寺の前の林道から10分。
2ヶ所封鎖されてるので左側を大廻りする感じで鳥居の階段に辿り着く。
神社としては小さいが、祀られてる石は良いです。
私市にも磐船神社があるが、ここも天之磐船伝説があるのだろう。
下側にある巨石は石室の一部なのだろうか?
磐座あり平成28年8月 参拝。
たくさんの天の岩戸に囲まれた神社。
山の中にあって、車で行くと途中で案内が打ち切られてしまいました。
そのまま道なりに進むと広くなっているところがあって、高貴寺境内跡地でした。
この高貴寺境内跡地の方から歩いて行くと、5分程度で到着するのですが、参道が崩れているところもあるので、明るい内の参拝を勧めます。
山全体が御神体ということもあって、参道から神社にかけて、大小様々な天の岩戸があります❗霊山の雰囲気を味わいましょう。
祭神:饒速日命 外十柱饒速日命が天磐船に乗って河内河上の哮峯(たけるがみね)に天下ったとの伝承から、この神社の後ろの山を哮峯として饒速日命を祀っている。
神木の栂(とが)にちなみ、栂の宮(とがのみや、「樛宮」とも書く)とも呼ばれる。
古い時代は山を御神体として崇めてきた、安永五年(1776)高貴寺の慈雲尊者が、葛城神道をひろめるにあたり、道場として社殿を建立した。
磐座あり平成28年8月 参拝。
祭神は、天照国照彦火明櫛玉饒速日命と豊宇気毘売神。
神域には不思議な形をした磐座が多数ある。
饒速日命が磐船に乗り哮峰(たけるがみね)に降り立ったという。
同じ山脈の北、私市にある同名神社と同じ伝承を持つ。
名前 |
磐船大神社(栂の宮) |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://osaka-jinjacho.jp/funai_jinja/dai11shibu/kanan-cho/11042iwafunedaijinja.html |
評価 |
3.8 |
まさに深山幽谷のただ中にある神社ですが、よく整備されており、神域らしい荘厳で清浄な雰囲気が溢れています。
階段を登って鳥居を潜ると、右手に百度石、左手に磐座らしき石があります。
これが燈明石でしょうか。
その奥両側に、丸みを帯びた少し奇妙な形の大きな石灯籠があり、右の灯籠奥に数mの高さで幹を切られた大木が祀られています。
これが御神木の栂の樹かもしれません。
その奥に、両側を狛犬が護りを固める本社殿があり、その後ろにそびえる山が御神体とされているようです。
本殿左側奥の急斜面沿いに横たわる巨石を祀っており、それらを階段順路で拝観することが出来ます。
なかでも、中腹あたりに祀られている、天磐船と思しき小舟ほどの大きさの巨石が圧巻。
その下方に祀られている巨石も、下の方に狭い空洞があり、古墳の石室と天井石のように見えて、不思議な気分になります。
階段順路を昇り詰めると、まず扉が5つある摂社と思われる社殿があります。
この摂社入口っ右側にも、少し大きな石が石灯籠に挟まれて横たわっています。
摂社右側の狭い通路を進むと、本社奥の院らしき建物があります。
奥の院の門は閉じられていましたが、後ろ下方は階段で本殿裏へと続き、さらにその向こう側に鳥居が並ぶ配置となっています。
下の階段へ振り向く際は、通路が狭いので足元にご注意。
帰り際、奥の院の上方斜面に、大きな石が横たわっているのが見えました。
この神社に向かう道筋はいくつかありますが、高貴寺の山門を右に見ながら西に向かう整備された林道に入っていけば、道幅があるため足元も安心で、行く手の視界を遮られることも少ないため、比較的楽に辿り着くことが出来ます。
高貴寺山門から500m足らずなので、ちょっとしたハイキング気分を楽しめます。
ただし、周りは森林に取り囲まれた昼なお薄暗い山道のため、天候の良い日中に行かれる方が良いでしょう。