名前 |
庭谷の五輪塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
甘楽町指定重要文化財です。
如来堂境内にあります。
甘楽町のサイトに詳しいのでお借りして。
五輪塔とは、地・水・水・風・空の五大(万物を生成する5種の要素)を、塔の下部より方形(地輪)・円(水輪)・三角(火輪)・半円(風輪)・宝珠(空輪)と基本的に5つの石を積み重ねた五塔のことで、平安時代に製作が開始された。
一般的には空・風輪を1石で他を3個に分けるものが多いとされる。
鎌倉時代以降は、亡くなった人の供養のためや墓石として製作されるようになった。
地輪に年代や人名が刻まれている。
(そう言えば織田氏七代の墓も五輪塔でした。
)庭谷の五輪塔は、六基が指定されており、石材は向かって右から一番目、二番目と六番目が凝灰岩、他は当地で産出する天引石(砂岩)で造られている。
塔はいずれも直線的で豪壮な軒型をしており、中世の作風を見せている。
向かって右から三番目は、建武三年(1336)、二番目のものは観応元年(1350)と北朝の年号が読み取れる。
六基とも庭谷城主庭野氏代々の墓石と伝えられでいる。
平成12年度に現在地に再移動した。