実は米沢では最も古い由緒を持つ神社との事です。
参道の苔がなんとも良い感じ。
とても静かな、自然の中から見守っています。
風化がすすんで、お顔がはっきりしませんが、髪型からして男前なお姿かと。
米沢市広幡町成島に鎮座する成島八幡神社です。
(「成島八幡宮」の表記も散見されますが、どちらが正式名なのでしょう?)御祭神は誉田別尊。
創建は宝亀8年(777)と古く、奈良時代の公卿である大伴駿河麻呂という方によって建立されたと伝えられます。
鳥居から社殿までは坂道を結構上りますね。
有り難く、”成島八幡宮”の御朱印を頂きました。
毎年8月14日は前夜祭 御神輿渡御されます。
15日は例大祭とそこそこの賑いがありますが今年は新型コロナの影響で御神輿は出さず神事のみが行われます。
お札や御守りのなど一般の参拝者への配慮は無いですが自然の中の古い神社が心を和めてくれます。
運が良ければハクビシンやムササビが顔をみせてくれるかも。
小さい時何故かよく連れてこられました。
怖いイメージがありましたが、厳かな雰囲気で、気持ちがキリっとします。
これを教えたかったのかなと。
数多くある米沢の古刹のなかで、伊達。
上杉などの統治以前よりもっと古い時代から鎮座する名刹です。
とても静かな境内ですが、八月十四日の祭礼は勇壮な神輿渡御が行われます。
ちなみに成島八幡神社の境内は成島壮という城館跡でもあり、境内を散策するとその構造を肌で感じる事が出来る他、伊達政宗の重臣である片倉小十郎(もともと宮司職にあったか)が育った場所だとか。
祭神は第15代天皇応神天皇宝亀8年(777年)創建と伝えられる。
伊達家や上杉家に大事にされてきたのが伝わってくる社殿に境内でした✨
名前 |
成島八幡神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0238-37-5129 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
小さな集落である成島地区の鎮守となっている「成島八幡神社」ですが、実は米沢では最も古い由緒を持つ神社との事です。
創建は奈良時代までさかのぼるとの社伝ですが、仙台藩祖の伊達政宗の先祖の棟札が残っている(伊達氏発祥の地が米沢です)と言う事なので少なくとも600年の歴史を持った社殿のようです。
集落の山裾に石鳥居があるのですが正面に小さな祠があります。
「アレ…⁉️これが社殿かなぁ⁉️」と思わせますが伊達氏所縁の神社にしては小さすぎます。
近づいてみると参道は斜めに山奥まで進んでいきます。
直ぐの祠は境内摂社みたいです。
参道は苔むしていますが神域の雰囲気を感じます。
また最後の階段を上がった先の森も鬱蒼として神秘的な雰囲気を醸し出しています。
神仏習合の名残なのか境内には鐘楼もありました。
さすがに伊達氏奉納の社殿はとても立派で見応えがあります。
鳥居前には駐車場すら無い地元の神社ですが米沢に残る伊達氏の遺構を感じる為にも是非とも訪問しておきたい神社だと思います。