古の巨樹、賀美石神社の静謐。
賀美石神社の特徴
陸奥国賀美郡で歴史ある賀美石神社、重要文化財が多数あります。
大正4年に遷座された神社で、合祀歴も興味深いです。
天王様の大杉は目通り幹囲が6.7m、圧巻の存在感を誇っています。
釣り仲間の家の近く。
当社はもと本郷石神囲に鎮座していたが、大正4年(9115年)、内務省の訓令により旧谷地森村内の八坂神社〔天王様)・神明社・八幡神社と合祀され、旧八坂神社のあった現在地に遷座された。
「延喜式神名帳」にある「賀美石神社(陸奥国・賀美郡)」に比定される式内社(小社)の論社の一つで、郡内には他に色麻町の伊達〔いだて)神社、同じく巨石を祀る加美町麓山の飯豊〔いいとよ)神社の二社がある。
別当は本山派修験の善寿院、明治まで代々社務を司った。
明治5年(1872年)4月、村社に列した。
古くには今石神社とも呼ばれており、猿田彦命を祭神とするのは後世のことで、本来は石神社の名の通り、巨石を御神体とする神体石神であった。
御神体の「神座石」は、平成10年(1998年)に旧社地から現在地に移された。
現在の本殿は、当社の旧地にあった本殿を移築したもので、 江戸時代中期の安永8年(1779年)の造営。
拝殿は明治12年(1879年)の造営である。
御祭神:猿田彦神、速須佐男之命(八坂神社)境内社:八坂神社、神明社、八幡神社例祭日:4月19日、6月15日、9月15日(神幸4年目)
天王様の大杉という杉の巨樹があります目通り幹囲 6.7m樹高 35m
加美町では1~2番で歴史が古いとされる神社で、加美町の元の漢字である「賀美」と御神体である「石」が合わさった名前です。
以下、各資料より抜粋↓式内社・賀美石神社の論社の一つ。
「神座石」を御神体とする、神石の神社。
元は本郷石神囲に鎮座していたが、大正四年(1915)、八坂神社・神明神社・八幡神社と合祀され賀美石神社本殿を、八坂神社の鎮座地(現在地)に移した。
…とのことです。
ここの神社には、宮城県では11番目に大きいとされる「大杉」を御神木としていて、それはそれは真下から見上げると圧巻です。
他には狛犬の表情がかわいらしかったり、鐘つき堂の木(?)が2本ある不思議さなど、ますます興味深い神社となっています。
急な石段を登ると大きな杉があり、静かな神社が見えてきます。
名前 |
賀美石神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
022-222-6663 |
住所 |
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関連サイト |
https://miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310020417 |
評価 |
4.5 |
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陸奥国 賀美郡 延喜式内 賀美石神社です。
駐車場は無しです。