西都原古墳群で初めて確認された地下式横穴墓です。
毎年 素晴らしい。
西都原古墳群内で平成6年の発掘調査により発見された酒元の上横穴墓群は、現在10基の墓道に6つの玄室、二重の溝を持つ円墳で構成されていて、西都原古墳群で初めて確認された地下式横穴墓です。
恵器や土師器、耳環、人骨等が出土しており、前述の鬼の窟古墳と同時期に造られたと思われます。
なお、この遺跡は大雨による土砂の流出で現れた遺構なので、再び流されないように施設が覆われています。
横穴墓と地下式横穴墓との折衷構造を持ち、地下式横穴墓の終焉に関わる重要な遺構とされ、遺構に覆屋を建てて保存・公開されています。
横穴式古墳とは古墳時代中期以降全国的な展開を見せる横穴墓が、丘陵の山腹や崖面を穿って構築されるのに対し、地下式横穴墓は台地上部の平坦地などで深さ2〜3mの竪穴を掘り、竪穴の底から真横に掘削を進めることで、必ず地表面より低位(地下)に埋葬施設を構築することから、「横穴墓」との対比として「地下式」の語があてられます。
(Wikipedia) 保存覆屋では、1号墓道から5号墓道までがそのままの状態で展示されています。
名前 |
西都原古墳群 酒元ノ上横穴墓群遺構保存覆屋 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
四季折々の花が咲きとても素晴らしい!