名前 |
下紐の石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.1 |
奥州街道で、福島県と宮城県の県境の峠にあるのが下紐の関。
下紐とは腰から下に着用する下着のヒモのこと。
変な名前であるが、現地の説明板で簡潔に説明されていた。
「平安朝時代、和歌の題材になる名所を歌枕と称したが、みちのくにも数多くあって都の人々に親しまれていた。
白石市越河の県境は古く坂上田村麻呂が 関所を置いて以来、下紐の関として歌枕に挙げられ有名になった。
この下紐の石は用明天皇の皇妃玉世姫がこの石の上でお産の紐を解かれたという伝説が、乳神様と共に伝わっている。
藩政時代には路傍にあって「石大仏」と呼ばれていた。
『立ち返り 又やへだてん 今宵さえ 心も解けぬ 下紐の関』(橘 為仲)『現とも 夢とも見えぬ 程ばかり 通はばゆるせ 下紐の関』(大中臣能宜朝臣)」