民家の横を北上していくと城へと登る遊歩道にたどりつ...
コロナの為2年越しでやっと鹿児島の城巡りに来られました。
台風11号も過ぎ去り、今日2日目は雨のち曇りですが、風がないので傘をさして巡れそうです。
一宇治城の次に永吉城(南郷城)を訪問しました。
私が訪ねたのは9月上旬で台風の後で道が悪く、且つ草木が騒然と茂っていて、本丸まで行くのは諦めました。
わざわざ関東から行ったのに意気地がないと我ながらつくづく思いました。
南郷城は桑波田氏が鎌倉時代に南郷の郡司になり、初代源智から10代栄景まで居城した城ですが、1533(天文2*)年島津忠良との間で南郷城合戦が起こり島津氏に奪われ、島津氏の城となりました。
この合戦は伊作島津家が薩摩統一を目指す最初の攻防戦と言えるでしょう。
この時忠良は地名を永吉に改めたと云われています。
<*現地の案内看板に「天文3年(1533年)とありますが、天文2年の間違いと思われます>尚、この永吉城には3年程度の在城*で、1536(天文5)年には、一宇治城に移ります。
<*永吉城を支配下に置きましたが、本拠城でなく支城としての活用と思われます。
>因みに、この永吉は、島津貴久4兄弟の末弟家久が最初に賜った所領で、後に永吉島津家に繋がっていきます。
標高91メートルに築かれた山城址。
眺めも良いです。
ご先祖様の居城でした。
名前 |
南郷城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
永吉小学校西側の道を北へ向かうと入り口横に城の地図などの案内板が立ててある駐車場があります自動車で来た場合はここに停めて少し道路沿い、民家の横を北上していくと城へと登る遊歩道にたどりつきます。