毎年正月三が日は参拝できる石段が急で傾いている箇所...
普段は、鉄製の扉が閉じていて非公開。
扉の奥の階段を上ると社殿が。
正面の石造りの鳥居は復旧されました。
これは過去の画像を見て頂くと解ります通り、至近の大樹(御神木として残されていた)により倒壊となったもので、現状は切り株が残るだけです。
鳥居は単管補強されていましたが、ヌキと額束が交換され原状回復となりました。
付近には庚申塔がありますが、青面金剛の顔が削り落されて無残です。
これについては、民間信仰で疫病流行や他の理由で改善すべき部分や治癒を望む部位を石で叩く(音を出すように)事が繰り返されて削られていった。
また、顔を削って法力を封じた(信仰封じ)とする場合が考えられます。
朝陽山八幡宮は常時参拝ができず、特定日のみ開門されています。
大晦日、お正月、節分と祭礼の日はお参りできるようです。
(祭礼は5月15日に隔年で実施との説明文があります) 境内は手入れが行き届いた状態とはいえませので特定日以外の参拝はお勧め致しません。
ここは龍泉寺別当でもあります。
境内には生麦一山講冨士浅間大神の宝塔、御嶽神社の小祠があります。
社殿は外陣と一段高い内陣があり、武神「応神天皇」を祀る宮で合戦大絵図が掲げられています。
御神体は秘められた宮神輿(みやみこし)で、左大臣右大臣の木像が安置されているという事です。
画像で確認しますと建築は寺院形ですが、主棟の両端に鬼飾りはあるようですが降棟(くだりむね)や隅棟は見られませんからシンプルな造りになっています。
貫(ぬき)の木鼻はありますね。
記述では山の高さが5~6尺になっていますが、現状は50尺程度になります。
地形が変わったという事なんでしょうか?海抜は20mくらいですが、創建時は船からもよく見えた宮なのだそうです。
***応神天皇はご神号「誉田別命」「品陀和氣命」(ほんだわけのみこと)として全国の八幡宮・八幡神社に祀られています。
神仏習合祭祀形態(しんぶつしゅうごう_さいしけいたい)として社内に神宮寺が造られ八幡大菩薩として親しまれ、また皇祖神として位置付けられています。
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普段は門が閉まっているが、毎年正月三が日は参拝できる石段が急で傾いている箇所もあるため、注意が必要。
参道の途中、鍵付き柵で閉じられていて、中に入ることは出来なさそうです。
名前 |
朝陽山八幡宮 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
045-581-2298 |
住所 |
〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見1丁目10−10 |
関連サイト |
http://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=100&cd=1202005&scd=&npg=0 |
評価 |
3.5 |
東福寺に向けて子生坂を歩き出したところ、庚神塔なのか道祖神なのかボロボロになった石仏が目につき登って行くと、神社の入り口でした。
鍵が掛かっていて入れません。
この山上にはとても大きな木が生えています。
神秘的な感じの神社です⛩