快く見学させていただきました。
もう閉館に近い時刻だったのですが、快く見学させていただきました。
もともと脇本陣として使われていたので、参勤交代の殿様が泊まった部屋(スイートルーム)が残されており、実際に使った箱枕や輪島塗の食器、道中に使った駕籠などを見ることができます。
とくに興味を引いたのは、幕末に商人として成功した大倉喜八郎が所有していたというリボルバーです。
彼は貿易商から鉱山経営、ホテル業にも進出し、ホテルオークラの創業者ともなった、立志伝中の人物です。
ガラスケースの中に横たわるリボルバーを眺めながら、坂本龍馬の持っていたのも、同じ型かもしれない…などと想像してしまいました(*^^*)須川宿には「宿場通り」が整備され、昔ながらの町並みを眺めながら、江戸時代の旅人気分で、のんびり歩くことができます。
道の端は、石垣を積んだ美しい水路になっています。
この水路は、もともと街道の中央に設置され、行き交う大名行列がカチ合って喧嘩沙汰にならぬよう、一方通行になっていたのだそうです(^_^)vなお地名の須川とは、あとで知ったのですが、上信国境に源を発する河川である須川からきているようです。
須川は上流の草津温泉があるゆえに、魚も住めず、農業用水にも使えぬ酸っぱい川という意味で、酸川(すかわ)と呼ばれていたそうです(^_^ゞ
名前 |
須川宿資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0278-64-1032 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.8 |
受付兼案内のお爺さんが、とても地域の歴史に詳しく、年号から人の名前から立て板に水を流すようにスラスラと出てくるのには感心しました。
写しですが古文書の展示も多く、それらの脇に手書きの書き下し文を置いてくれています。
須川宿は空いていて、昔の宿場町の風情を残していて、おすすめです。