昔と変わらないかと思わせるほど何もない。
沼田インターから山一つ越えた川沿いにある古墳群。
道路から少し入ると、これから公園に整備するらしき土地に転々と小さな古墳がたくさん!壊れた遺構も含めて20個近くあり、ちいさなものが多いのも合わせてとても可愛らしい古墳群でした。
石室もむき出しになっていて一部崩れているものもありますが、どれも高さは二メートル以下で、前橋や高崎のデカい高い広い古墳からするとまさに『塚』。
だからこそ逆に壊されずによくぞ残ってました、と感謝したくなります。
時代は新しいものが多く、発掘されたものは沼田市歴史資料館に所蔵されています。
道から入る通路は未舗装なので雨がフルと足場は悪そうです。
蓮根川沿いなので川のせせらぎがとてもさわやか。
あたりは畑しかなく、人気もほぼありません。
春先に行ったので草はなかったですが、管理は行き届いているようでした。
でも夏場に行くのは日陰がまったくないのできついかなと思います。
なかなかに好きですね。
古墳群ってなかなかどうして群な感じを視覚だけで捉えにくかったりするけど、これはもう一目瞭然です。
第一印象は、小人の岩のお家みたい。
群馬なのに奈良というのもまた。
縄文時代か弥生時代にタイムスリップしたかと一瞬勘違いしてしまう位に辺り一面野原に1から10号まである古墳が点在し圧巻の迫力でしたー。
未舗装ながら駐車場🅿️(ちょっと狭い)も一応ありました。
奈良古墳の入口の看板もあって分かり易く道幅も車がすれ違い出来る広めの通路でした。
ちゃんと石室もあって当時の様子が伺えました。
7世紀から8世紀初めの飛鳥時代の古墳群で、かつては60基以上の塚があったといわれています。
保存状態の良いものは11基あり、横穴式石室をもつ直径7から20メートルほどの小さい円墳で構成されます。
墳丘に葺石は確認されましたが埴輪はなく、出土品には、杏葉や轡、鐙などの馬具が多く、利根沼田は、馬の生産集団と関係が深かったと考えられています。
地域児童のための教材として利用されています。
名前 |
奈良古墳群 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0278-23-7565 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.city.numata.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/1010207.html |
評価 |
3.8 |
立派な古墳群にコーフン。
道がわかりにくいのが、難点😅新しいウッドチップも敷かれ、周りには可愛い花が植えられていますが、それより古墳の周りのアザミが良かった。