名前 |
兼宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
兼宮神社(かねのみやじんじゃ)祭神 神武天皇 豊受姫命 大日嚢命境内社(四社)八坂神社((建速須佐男命)機神杜(袴機千々姫命)若木神杜(若川咋命)稲荷神杜(宇気母智命)拝殿には、「神武天皇」と「八意思兼神」の額が掲げられていました。
神武天皇は日本の初代天皇。
八意思兼神は、天の岩戸に隠れた天照大神を、岩戸の外に出すための知恵を授けたと云われる知恵の神です。
山田郡誌記載の「杜伝由緒」によると、当社は古来八意思兼神を以って御祭神としていましたが、明治初年神杜調査の節、誤って牽強附合の説に従い、神武の字音を採って御祭神を神武天皇ならんと想定してしまい、堆篇額に兼、武二神の神号を刻して、これを永世に伝え、春秋二期の祭杷にも両神を別て、春は神武を祝し、秋は患兼柳を斎ぎ共にその柳恩に報い奉っています。
創建年は分かりませんが、観応2年(1351)の柄杓山城築城の際には現在地よりも山側に位置する金沢川上流の金沢地区にあった神社を、天正の末年(1591)に里人と協力して、現在地に移しました。
しかし、その故地を忘れないように兼宮と称したとのことです。
また「蓋し当杜は桐生家の崇敬杜にして古来七祉の一に列し、鰯内右数の杜なり」とあります。
この神社は桐生七社の内の一社で、因みに桐生七社とは、二渡神社・桐生天満宮・兼宮神社・日枝神社・常祇稲荷神社・美和神社・白髭神社をいいます。