弘化4(1847)年、江戸幕府は異国船の襲来に備えて江戸を守る為、三浦半島や房総半島などに砲台を築いたりしました。
海防陣屋も江戸防衛の為に江戸幕府の命令により彦根藩によって築かれました。
その後は長州藩が陣屋を管理しました。
初代内閣総理大臣の伊藤博文も長州藩時代、ここで異国船からの攻撃に備えていたといわれています。
また、その後は熊本藩が陣屋の管理をしました。
さらに佐倉藩に移り、その後は浦賀奉行所が管理しました。
そして明治になると陣屋は無くなりました。
現在は南下浦市民センターになっていて石碑が残るのみですが、当時の塀や冠木門が復元されています。
また、児童公園にもなっています。
もう石碑しか残っていませんが行ってみると何だか建物があった景色が浮かんできます。
謂われの書いた案内板もあります。
こうしてきちんと少しだけでも遺してくれるだけでも嬉しいですね。
名前 |
海防陣屋跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.6 |
今は解体工事中。
遺跡は残してあります。
リビルディングなのかな?工事終わったらまた見にきたいです。