三十番神の所在地を巡礼しています。
三十番神の所在地を巡礼しています。
この那波加神社は29日目の守護神「苗鹿大明神」にあたります。
この神社には宮司はいませんが、お賽銭の横に書置きの御朱印があります。
なぜか日蓮宗の定光院のパンフレットと一緒についています。
私と同じように三十番神の所在地を巡礼している方のためかもしれませんね(要望があったのかも)。
それから、那波加神社は、本社であり「下の宮」となります。
「上の宮」と称される那波加荒魂神社も少し離れたところにありますので、両宮ともに参拝をお忘れなく。
私の場合は、たまたま見つけたのでちゃんと両宮ともに参拝いたしました。
日本の国土を30の神様が毎日交代で守護する「三十番神」という信仰があり今でも日蓮宗では堅持されていますが、その中の錚々たる有名神社の御祭神に混ざって「苗鹿大明神」という聞いたことのない神様がいて興味がわいてネットで調べ、この神社の神様だとわかりました。
せっかく滋賀にいるのだからとお参りしてきました。
このグーグルマップがなければ全く分からなかったであろう、非常にわかりにくい所にありました。
比叡山との結びつきが強かったはずの有力な神様が看板もなく小さな御社に鎮まっていました。
大津市の説明板がなければ村の普通の神様としか思えない。
ただ荒れた感じはなくて近在の方々に大切にお守りされているように感じました。
かつて国家鎮護の大役を担った神様も重い荷を降ろして今は静かにこの地域の人たちの幸せのために世話を焼いている。
そんな感じを持ちました。
名前 |
那波加神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
那波加神社なはかじんじゃ滋賀県大津市苗鹿1丁目8−1祭神天太玉命斎部氏の祖神鹿が現れて稲の苗を背負って運んだので「苗鹿(なはか)」という社名・地名になったとの伝承苗鹿は地名に残っています。