薗子尼は地蔵寺の祖とされている。
景行天皇二十三年怪魚が瀬戸内海で暴れ海岸にまで押し寄せて悪事を働いた。
天皇は心配し日本武尊の御子霊子に討伐を命令した。
悪魚退治に成功した霊子は讃岐一国を賜り国司と成る。
里人達から讃留霊王と呼ばれた。
後に里人達は悪魚の祟りを恐れお堂を建て地蔵菩薩を安置したのが地蔵寺(別名魚霊堂)の始まりと云われる。
開祖は文殊菩薩の化身と云われた薗子尼で近江の国から流れて来た霊木から志度寺本尊十一面観音を刻ませたお方で当寺が志度寺奥の院と云われる由縁です。
本堂の本尊は文殊菩薩です。
中世(鎌倉時代)から江戸時代にかけて巡礼で日本全ての国を拝むことにより願い事が叶うと云われた「日本廻国六十六体尊」の本尊が祭られた密教仏としては全国で唯一のものであります。
また、山門横に有る「シンパク」の大木は大変有名な木です。
新しい僧侶さんがお寺を綺麗にしていただいてとてもお参りがしやすくなり大朴かです。
とても気持ちのいい所です。
毎日 朝7時から おつとめ 参加できるらしい。
2016年5月歩き遍路にて。
志度寺奥之院…文殊菩薩の御朱印を頂きました…625年に薗子尼(そのこあま)が見つけた霊木から十一面観音像が彫られました…彫師と堂塔を建築したのは黒王丸(閻魔王の化身)と云われ、薗子尼は文殊菩薩の生まれ変わりと伝えられている(志度寺開基)…また、薗子尼は地蔵寺の祖とされている。
本堂には本尊文殊菩薩と薗子尼像、諸国古跡本尊六十六体尊像が安置されており、これほど多くの歴史的価値のある見事な尊像群は稀かと思われる。
地蔵堂には本尊地蔵菩薩、弘法大師像、阿弥陀如来像、十一面観音像、不動明王像、愛染明王像を安置。
庚申堂には青面金剛が祀られ、江戸中期から庚申信仰の殿堂であったとの事。
志度の名木「夫婦柏」は今は一本となっている。
ヤマトタケル尊の子供である零子に退治された悪魚の伝説があり、魚霊堂の板木がエイの様な形をした珍しいものでした。
名前 |
地蔵寺(魚霊堂) |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
087-894-1196 |
住所 |
|
評価 |
4.1 |
若い奥さんに遍路のお接待をいただきました。
ありがたいことです。