気力があればこちらを通りたかったです。
とても、新鮮な感じをします。
七曲り坂を知らないと鹽竈様にお会いしたとは言えません。
石段が整備された表参道比べてあまり手入れされていないこの坂は神輿渡御に使われていた歴史がありますから神域としてはパワーの強い道です。
現在は神輿渡御には使われませんが「金花水」といわれる神様の湧き水があり、すくって身体の悩む所につけて願掛けできます。
***直接手を入れずにキレイな柄杓(ひしゃく)やカップを用意して水を採ります。
水を汚すと願掛けにはなりません。
飲み水ではありませんから直接飲用はしないように。
***この他に岩の上に石が置かれています。
これは死者の供養ではなく「願掛け」の小石です。
鹽竈様に密かに願い事をして小石を置いて、願いがかなうとお賽銭や屋根の銅板を奉納してお返しします。
その他、小石を一つ借りて持ち帰り、悩む所を撫でる(病気の治癒を願う場合はその部分を撫でるまたは手に載せる)事で鹽竈様にお願いします。
結果がでましたら。
拝殿にてお礼の参拝をします。
小石は元の場所に二つにして返します。
石が小さくても「ご利益」は同じですから大きな石にする必要はありません。
手のひらで握れるサイズが適正です。
人知れずの「願掛け」をする道ですね。
塩土老翁神がとおったと伝わる古道です。
ところどころに崩れを防止するために現代人による手がはいっているのがわかりますが、古道のその趣をよく残しています。
この坂をおりたところにみちしるべの石があり、そこまで入り江がつづいていました。
そうそこが江戸時代まで中心地だったそうです。
だから、ここに坂道があるのは理にかなっていたようです。
坂の途中に金花水(きんかすい)と呼ばれる湧き水があります。
ここを塩釜様に参拝に来た人が利用したといわれています。
今、この古道を利用する人は少なくすこし荒れているところもありますがおすすめの道です。
鹽竈神社の参道の中で最も古くから存在したと考えられており、鹽竈神社の創建と同時期の奈良時代には存在したのだそうです。
近年までこの険しい坂道は祭礼の際に神輿が通る道となっていました。
名前 |
七曲坂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
気力があればこちらを通りたかったです。