忽ち罰が当たるとされ、金堂門に前あった中門に移され...
東寺は大きな建物が多いので、逆に小さくて気になりました。
元は南大門に有ったとの事。
中を覗くが良くは見えない。
市の時は周りが業者の駐車場になって大変。
エンジンは切りましょう。
お願いします。
東寺入り口にあります。
講堂と食堂の中間に建つ東西2棟の小さなお堂です。
巨大な伽藍群の東寺の中では際立って小さな御堂ですので、逆に存在が気になりました。
東が雄夜叉(本地文殊菩薩)が西が雌夜叉(本地虚空蔵菩薩)を祀っているそうです。
二つお堂があります(ノ´∀`*)
東寺における護法善神の一尊です。
夜叉は元々インド神話に登場する恐ろしい神様でした。
後に、仏教に取り入れられて仏法を守護する神様、護法善神に位置付けられました。
東寺金堂の本尊、薬師如来像に併置される十二神将も夜叉とされています。
当地の夜叉神像は古くは南大門に安置されていたそうです。
諸寺院で安置される金剛力士像などのように、外敵から寺院を守る門番として祀られていたと考えられます。
護法善神は天部に分類されます。
天部の神様は祀り方が難しいとされ、現世利益が大きい分、お叱りは強いとされてきました。
東寺夜叉神像の逸話は、そのことを端的に表しています。
東の雄夜叉・本地文殊菩薩西の雌夜叉・本地虚空蔵菩薩元来、南大門の左右に安置されていたが、通行人が拝まないで通過すると、忽ち罰が当たるとされ、金堂門に前あった中門に移された。
1596年(慶長元年)中門倒壊により、それぞれ現在の小さなお堂に安置された。
弘法大師の制作とされ、霊験高く、仏法守護を本誓となすとあり、歯痛を直されると親しまれている。
東側にあるこの夜叉神堂(雄夜叉)には本地文殊菩薩が祀られている様ですが、普段は扉が閉められていて拝見することは出来ません。
旅人が拝まずに通り過ぎると罰が下ったとされます。
本地垂迹説で神の正体とされる仏を本地仏といいますが、こちらの文殊菩薩は名前に「本地」を冠していて、お堂には「神堂」という名前がつけられていますが、どの様な神に関係する施設なのかの説明がありません。
また、夜叉は鬼を神格化した天部の仏のはずです。
神道の神と文殊菩薩と夜叉との関連がよく分かりません。
東寺(教王護国寺)の夜叉神堂は、講堂と食堂の中間に建つ小堂。
かつては南大門の左右には夜叉神像が置かれ、旅人が拝まず通ると罰が当たっていたという。
その後、中門(現在の金堂前燈籠辺り)の左右に移され、中門が1596年(慶長元年)に倒壊した後、現在の夜叉神堂が建てられ安置された。
東が雄夜叉(本地文殊菩薩)が西が雌夜叉(本地虚空蔵菩薩)。
夜叉神像は、弘法大師(空海)の作とされ、歯痛を治す神として親しまれている。
名前 |
夜叉神堂 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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講堂と食堂の中間に建つ東西2棟の小堂です。
東が雄夜叉を西が雌夜叉を祀っています。