お参りに来たのが初めて、だったそうだ。
22年10月3日に訪れました。
前を通りかかり、山門が開いていて、その向こうに妙見堂の赤い提灯が見えたので、境内を拝観させてもらおうと入りました。
するとたまたまお寺の女性が落ち葉を竹ぼうきではいていて、あいさつをすると妙見堂を案内してくださいました。
妙見堂の中の妙見さんや、弁財天などの像ひとつひとつ説明してくださいました。
特に鬼子母神像に目が釘付けになりました。
我が子をしっかり胸に抱え、豊かな長い髪を振り乱し、目をかっと開いた鬼の形相をしていました。
我が子のために鬼にもなろうという母の気迫が伝わるようでした。
その後、お寺の方に「これもなにかの縁ですから。
」と言っていただいて、とても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
上京区御前通一条下る下竪町にあるのが日蓮宗の妙喜山 法華寺法華寺(ほっけじ)になります。
門前には「四海泰平勅願所」と刻まれた石碑があります。
本堂の左手にあるのが「妙見堂」があります。
日蓮聖人の孫弟子 日像上人が京都で布教する際、北野天満宮へ参詣する御前通りに面したこの地で説法したと伝えられています。
開山である大覚大僧正妙實上人は元々真言宗の僧で嵯峨にある大覚寺門跡であったが、日像上人の説法を通りがかりに聴聞し、七日間通った末に数名の伴の僧侶と共に日像上人の門に下ったと言われています。
その後、 妙實が日像上人の法を受け衣を改めた地として法華堂を建立しました。
かつては鐘楼堂、七面堂、鬼子母神堂、番神堂、山門、拝殿などがありましたが現在は本堂・妙見堂・客殿・庫裡が現存しています。
インターネットで調べて、お参りに来たのが初めて、だったそうだ。
読経、焼香、全員の名前を祈祷いただいた。
本堂は、中央に日蓮上人で綿帽子をかぶっている。
周囲には、4人の菩薩と、左が釈迦如来と右が阿弥陀如来、中央に日蓮宗の曼荼羅。
綿帽子は、日蓮上人が、たつのくちで、首を切られそうになったときに、額に傷をおった。
老婆が、傷が痛むでしょうとかぶせてくれた。
冬だけ綿帽子をかぶる。
四天王を祀る。
向かって右側は、日朗上人と日像上人。
日朗上人は、日蓮の6人の弟子の一人。
日蓮上人は、佐渡ヶ島に流されたときに、曼荼羅を書かれた。
胎蔵界、金剛界の曼荼羅は上から、日蓮宗の曼荼羅は斜めから見てる。
真ん中に南無妙法蓮華経、光がある。
十界が書き込まれていて、三段に分かれている。
末法の世になって、この4人の菩薩がたつべきだとした。
絵解き曼荼羅は、京都市の指定文化財で、レプリカを見た。
本物は切金。
日蓮宗寺院。
この近隣のお寺さんは、住宅街に溶け込んでいる感じです。
本堂と妙見堂の二つから成り立っています。
お寺の方々もお優しく、お茶のおもてなしを受けました。
とても温かみがあるお寺さんでした。
名前 |
法華寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-462-2220 |
住所 |
|
評価 |
3.8 |
隠れたる京都の穴場でしょうか。