創建の塔の跡に規模を縮小して再建されたそうです。
道成寺三重塔は宝歴13年(1764)、創建の塔の跡に規模を縮小して再建されたそうです。
大日如来をお祀りしているそうです。
この塔には特徴があり、一、二階の屋根は平行垂木(へいこうだるき)で、三階は扇垂木(おうぎだるき)で支えられています。
平行垂木は一般的な工法で、扇垂木は美しい反面、一本一本の垂木の形が違う、複雑な工法です。
これについて、不思議な民話が残っています。
三重塔を再建していた棟梁さんが、二階まで組み上げて、下に降りて休憩していたそうです。
すると、一人の巡礼が通りかかり、話しかけました。
「棟梁や、扇垂木って知ってるか?もっと美しい塔にできる方法があるぞ」棟梁は、巡礼の言う通りに三階を扇垂木にしてみると、見映えが一層良くなりました。
「ああ、一階も二階も扇垂木こうしとけば良かった。
わしも素人に教わるようでは…」と後悔して、完成後に、三階から鋭いノミを口にくわえて飛び降り自殺をしてしいました。
いくつかの本にも載っている民話で、話としては面白いのですが、そんな事実はありません。
おそらく、晩酌が過ぎて「飲み」で命を落としたのでしょう。
道成寺の塔です。
2011.11.10 初参拝 (奈良人)現在の三重塔は 江戸時代中期の1763年に再建されたモノで 県指定の文化財です また 和歌山県下で三重搭は ココのみで道成寺境内にあっては 一際高くソノ美しい姿を誇っていました。
名前 |
道成寺 三重塔 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0738-22-0543 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
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(18/08/27)和歌山県指定有形文化財。
1764年(宝暦14年)再建。