名前 |
能島通 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
手宮の大地主能島家がこの通りに面していたことから名付けられた。
能島家は三代にわたり、道路開削、整備、手宮川改修を自費で行い、これらに対する住民の感謝の気持ちが、個人の姓を冠した通りの名前になった。
1890(明治23)年、初代当主能島繁蔵は手宮川下流が蛇行していたのを、自力で改修。
1907(明治40)年、二代目正治郎は北郭(遊郭)が指定されたことに伴い、これに通ずる道路を開削、さらに手宮川を北郭の中央を直進するように改修した。
これ以来、手宮川通などの主要道路は、能島家が私道として管理し、一般の用に供していた。
1934(昭和9)年、三代目正一がこれら多くの道路用地を市にそっくり寄付。
その総面積は5,484㎡に及んだ。