名前 |
稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
ご祭神:豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)(豊川稲荷)吒枳尼真天は仏教の神(天)で,神社ではなく寺院に祀られる夜叉の一種。
狐の精とされ,稲荷権現,飯綱権現と同一視される。
俗に,荼枳尼天は人を選ばないといわれ,誰でも願望を成就させると信じられたため,広く信仰を集めた。
荼枳尼天の起源であるインドのダーキニー神は,裸身で虚空を駆け,人肉を食べる魔女神である。
ヒンドゥー教もしくはベンガル地方の土着信仰から仏教に導入されたと考えられている。
日本では荼枳尼天と狐を結びつけ,神道の稲荷と習合するきっかけとなったとされている。
このため,一般には白狐に乗る天女の姿で表されるが,これは中世の日本で生み出された姿であり,インドや中国撰述の密教経典・儀軌には存在しない。