名前 |
勅額門 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
勅額門(ちょくがくもん)香川県文化財保護協会の小冊子には次のように紹介されている。
「頓証寺殿の随身門で、左右に保元の乱で崇徳天皇を守った源為義・為朝父子の武将像が置かれていた。
正面に額字伝の書方による「頓證寺」の扁額が掲げられているが、この額は崇徳天皇の250年忌に当り、足利義持の奏請によって後小松天皇の御宸筆になるもので、応永22年(1415)奉納され掲げられたものでこの門を勅額門と呼ぶようになった。
今掲げるものは摸刻で、実物は耳字形・黒漆塗・金箔散しで、重要文化財に指定され宝物館に収蔵されている。
」内容はむつかしいが、分かる範囲で調べてみました。
・随身門 : 平安時代以降、貴人の警衛と威儀を兼ねてつけられた近衛府の官人。
(神社の左右の神門に安置される守護神)・源為義・為朝 : 清和源氏の家系図によると源頼朝・義経(牛若丸)の祖父と叔父になる。
二人の武将の供養塔は崇徳天皇御陵の参拝所両脇下の目立たぬところにひっそりと建っている。
・御宸筆 : 天皇の直筆(じきひつ)。
・武将像 : 年に二三度公開されるが、普段扉は閉められ見ることは叶わない。