重大な発見のあった遺跡として教科書にも載っていて地...
人類が約16000前に土器を発明する以前から、既に石器のみを使用する人々が日本で生活していた事を初めて証明し「考古学・人類学」の画期となった岩宿遺跡に建つ博物館です。
それまで学会では、土器を有する新石器時代(縄文時代)になってから、日本人は列島に入ってきたと信じられていたのです。
しかし、正直言ってワタシのような石器マニア・鉱石マニア以外は「先土器」「旧石器」時代の遺跡や遺物の見学は微妙かもしれませんね (笑)。
まず当然ながら、この時代には遺物として凝った造形の土器や土偶は存在しません。
また当時の人々は定住をせず獲物を追う、テントによる移動生活をしていたので、地面に生活の痕跡も残りにくく事実上博物館で「鑑賞」可能なのは石器だけに限られてしまうからです。
だから興味のない人が展示室を覗いたら、ただの「石コロ」を延々と見せつけられる事になります(笑)。
デートの場所に使うなら相手の嗜好に注意しましょう。
ワタシがここで最も面白かったのは、専門化したプロの「石器工房」の跡が発掘により確認された、という展示です。
どうも客の好みや経済力に応じて、様々な種類の石材を用意してオーダーに答えていたようなのです。
(武井遺跡)特に石刃や槍に使う石の場合は、硬くて割れやすいものが必要で何処にでもあるものではありません。
岩宿周辺では北関東が産地の頁岩(ページのように薄く割れるので、こう呼ばれる。
)、あるいは長野県和田峠産のガラス質の黒曜石などに限られます。
博物館入口にも展示がありますが、和田峠産の黒曜石は鋭いだけではなく、透明がかった色合いも美しい「宝石」並みの最高級品だった事でしょう。
工房では「やぁダンナ! 今日は和田峠産の最高級黒曜石が入りましたぜ。
見て下さいよ、この素晴らしい輝き。
お一つ如何ですかい?」 「ほ、欲しい、いや・・その、ちょっと予算が・・今回は頁岩のほうにしとく。
」の様なやり取りがなされていたのでしょうか(笑)。
それでも諦めきれず、家に帰って「仕事で、どうしても必要なものなんだよぉ〜。
」と嫁に予算獲得交渉をする旧石器時代人の姿を想像して、一人でニヤニヤしていました。
不気味なオジサンでごめんなさい(笑)。
でも旧石器人の日常をいろいろ想像するのは楽しい事ですね。
日本にも石器時代がありました。
明治大学の御厚意により、発掘された本物の石器が展示してあります。
係の人が、とても親切で良かったです!相沢忠洋さんが発見した黒曜石の石器を見ることができたのですが、とても美しかった✨マンモスの化石のレプリカは迫力がありましたが、ここで発見されたものではなかったのですね。
日本列島の人類史を書き替えたと言われる岩宿遺跡。
縄文時代以前に土器を持たず、狩猟・採集の生活を営んでいた旧石器時代が日本にも有ったんでしょうか。
日本は土壌が酸性のところが多くて、石器は残っても人骨はなくなってしまうので、いつから人がいたのか結論を出すのは難しいんでしょうね。
撮影禁止の展示品が、何点かありました。
展示の大きさに驚きでした。
ジオラマなどは楽しく観覧できました。
1946年に発見された岩宿遺跡を始めとした、旧石器時代の遺跡からの出土品を中心に展示している博物館です。
槍やナイフなどの石器の展示が中心ですが、石器石材の解説や石器の作り方、当時の人々の暮らしぶりなどが解説されていて、2万年前にタイムスリップしたような気持になりました。
個人的には黒曜石の石器の美しさに魅了されました。
私は大阪に住んでいますが、2021年12月に1週間、群馬県の考古・古代史系の博物館・資料館を集中的に巡りました。
ここには、縄文時代の土偶や火焔型土器、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪や銅鏡のような華やかな展示品はありません。
「石ばかりだなぁ」と思われる人もいるでしょうが、当時の人々の叡智の結晶は芸術品のようにもみえます。
なお、博物館の建物の隣には「岩宿人の広場」があり、旧石器時代の住居3棟が復原されています。
私はJR岩宿駅から歩いて行きました。
徒歩で20分ほどです。
岩宿遺跡にて。
写真は撮影が許可されてるもののみを撮影です。
😊📷️黒曜石の石器を購入できます。
小さな展示会ですので、写真を撮ることが禁じられていることがあります。
私は博物館の場所が好きでした、それは広いウォーキングエリアを持っています、あなたは子供のためのピクニックやゲームをすることもできます、そしてあなたが散歩することができる小さな湖もあります。
みどり市ドライブスタンプラリーQRコードは入り口に入らず右に視線を動かしていくと窓に貼ってあります職員の方が出土した石器について最初に説明してくれました。
ここで情報を得てから周囲の遺跡を巡り、目の前の池で釣りして風呂入って1日満喫するのも良いと思います。
2021/7/15岩宿遺跡で発掘された石器を中心に近辺の遺跡や同時代の他地域の遺跡の発掘品が展示してあります。
ここには写真撮影不可の逸品があります。
(←私見です) それは二階を入った正面中央に一つだけぽつんと、しかし、威厳を放ち鎮座しています。
透明な黒曜石でできた矢じりです。
とても実用で使用したとは思えない美しさ。
宝石のようなまさに珠玉の逸品です。
しばし立ち止まり見つめてしまいます。
古代の日本人は、このいわば神がかった石を磨き手に取り、何を感じていたのでしょうか?
博物館はコロナ禍のため閉館中です。
ただ建物の中には入れませんが外は公園になっていて散歩することができます。
地域猫もいます。
アルタミラやラスコーの洞窟に行かなくても、みどり市の「みどり市岩宿博物館」で相沢忠洋氏発掘した石器の数々を拝観出来ます。
館内で石器時代の様子を体験して下さい。
石器時代も縄文時代も日本が最古であることも確信出来ます☺️学校で習った世界の四大文明より、日本文明が遥かに古く優れていたことを理解頂けます‼️
相沢忠洋が発掘した歴史を変えた旧石器時代の岩宿遺跡にところにある博物館。
春は桜も綺麗。
日本考古学歴史上、重大な発見のあった遺跡として教科書にも載っていて地元として誇りに思います。
石器やその他の遺物、発見者の相沢忠洋さんの研究資料、周辺遺跡など興味深いです。
見学しました。
岩宿遺跡博物館は群馬県みどり市にある岩宿遺跡の隣に建っています。
無料駐車場に車をとめて博物館見学の後岩宿ドームなど訪ねて歩けば2~3時間かかります。
観覧料310円、毎週月曜日が休館日です。
地域の昔の姿が解る。
館の人達も皆親切でした。
建物も凄く良かったです。
世界最古の石器が日本で発見されたことをココで知りました。
その頃お隣の国にはヒトは住んでいませんでした。
日本の古代史を塗り替える重要な発見を、出土品の展示をはじめ、分かりやすく説明されています、
とても静かで神秘的な空間でした。
何度か足を運ぼうと考えております。
岩宿博物館を見学するなら学芸員の人に解説をして貰うのを頼んで聞くのがオススメ。
見学時間に余裕がない場合は仕方ないですが、受付で入館料を払う時に学芸員さんに解説を頼めるか?聞いてみると良いです。
教科書に載っている岩宿の発見について学ぶなら展示されているのをみるだけでは解説がないと展示の良さが分からないと思います。
時間に余裕があれば、少し離れていますが、岩宿ドームにも足を運んでみると良いです。
こちらは開館時間なら誰でも見学が可能で、ビデオ上映しているので係員がいました。
横に駐車場があります。
岩宿探険隊の土器作りに、子供が小学生の時に2回ほど参加しました。
事前申込みで人気の講座です。
場所は道路の反対側の駐車場にあるふれあい学習館でやります。
焼くのは、乾燥させて、2ヶ月後の岩宿ムラまつりの時に、野焼きなので、焼きむらがあります。
群馬県埋蔵文化センターの土器作りはガスでやるので、きれいな仕上がりでした。
小学6年生になると学校でも土器作りはやるのですが、作品作りにかける時間と粘土の量と作品の見本が違うので、出来上がる作品も作るたびに違います。
毎年3月の末の日曜日と11月第2日曜日に開催される岩宿ムラまつりでは、石器作り、勾玉作り、などが、無料で体験出来ます。
会場は岩宿人の広場とふれあい学習館など。
整理券を配布する体験がありました。
どんぐりパンが美味しかったです。
「岩宿遺跡」の隣にあり、約3.5万年前から約1.3万年前の日本列島で展開された人類の生活を再現しています。
展示は映像を多く導入し、小学生でも理解できるようわかりやすく説明しています。
こどもも大人も勉強になりますね。
広くはない博物館ですが、石器は勿論、等身大のマンモスのレブリカ・関東ローム層・当時の暮らしを物語るジオラマなどコンパクトにまとまって展示されています。
現在は一部改修工事中です。
殆ど石器の展示で地味ですが、巨大なマンモスの骨格標本は目を引きました。
館内には学芸員さんがいて親切丁寧に説明してくれます。
カタクリの花 桜の花 みどり市岩宿博物館敷地内 ちょうど良い散策コース数年前に訪れたので。
一万年以上前にタイムスリップできる貴重な空間です。
藤岡の自然史博物館も素晴らしいけど、ここには人類の歴史の重さを感じさせるものがたくさんあります。
博物館の外にも展示があり、ウクライナのメジリチ遺跡で発見されたマンモスの骨でできたて住居とかありますよ。
こちらの展示は75%で縮小ですが、それでもかなりの大きさです。
東京の国立科学博物館にも同様の展示があるそうですが、見るだけでワクワクしますので、近くを立ち寄る際はぜひどうぞ。
また遊具施設も充実しているので、小さいお子さんがいる方は良い施設です。
旧石器時代に人類が暮らしていたことを証明出来た貴重な石器や資料が展示されています。
また定期的なイベントを開催しており、古代の食事を作って食べたり、石器を作る体験など一味違った体験イベントを開催しているようです。
一度は訪れておきたい。
館内の外も 綺麗に整備されて周辺もウォーキングやランニング等もおすすめ 駐車場も広いです。
地味ですが 日本には 旧石器時代は 無かったと 長年いわれてきたが 氷河期を乗り越え 日本の歴史が古い事が 解って とても 価値のある 発見です。
こちらで 見付かった 打製石器は 明治大学にも 保存されています。
岩宿遺跡だけでなく、世界中の遺跡を展示しているコーナーがあります。
また館内では撮影可能な石器もあるので、宿題も作りやすいです。
館長もスタッフもとてもフレンドリー。
石器造りができる❗
名前 |
みどり市岩宿博物館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0277-76-1701 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:30~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
日本の考古学上極めて重要な発見があった場所に近代的な博物館が建てられています。
旧石器時代の発掘をした。
相沢さんの熱意と努力学術的な価値は当然ですがこの方の学と言う姿勢は本当の意味の学問のあり方を感じました。