慶運寺の境内にあります。
浄土宗慶運寺は本来の浦島寺である観福寿寺が無住職になっていた事から明治政府による無住職無壇廃寺令により、火災による消失を免れていた龍宮伝来の観世音菩薩像や仏具が明治7年慶運寺に移されています。
観音堂については大正12年9月1日の関東大震災で倒壊して翌年に再建されています。
本堂についても各部の木材の経年が異なるようですから震災で被災しているのでしょう。
観音堂前には石像の観世音菩薩様と六道の地蔵菩薩様があります。
観音堂内には龍神を載せた乙姫様と玉手箱を持った浦島太郎なのでしょうか?中央には頭に化佛のある観世音菩薩立像がおさまっています。
観音様の舟形の後背は植物柄で蓮の台座を亀が支えているのが特筆するところです。
慶運寺の手水屋には水を吐く龍と亀の水鉢があります。
またこのお寺はフランス領事館として使われていた時期もあります。
慶運寺の紋章は備前蝶(池田蝶)です。
備前岡山の池田氏が織田信秀から下賜(かし)されたアゲハチョウの紋章が分家の増加による区別の為に変化したものです。
元来平家の紋であり織田家が平家の出である事を示す意味で用いていたのですが、池田輝政は拝領したもので直接平家と繋がってはいません。
創建者の定蓮社音譽聖観師が摂州兵庫に西光寺を創建している事から接点があるのかもしれません。
浦島スポット。
拝観用の小さな窓から観音様と浦島・乙姫像が見れる。
浦島太郎が竜宮城から持ち帰ったとされる観音様が祀られているお堂。
扉に設けられたのぞき窓から、お姿を見ることができます。
おとぎ話の浦島伝説で、浦島太郎が竜宮城より戻る際、乙姫様から手渡された玉手箱と一緒に授かったものと伝えられる「観世音像」いわゆる観音様が安置されるお堂。
浦島といえば亀、この観音様は亀の背に立っている、柔らかい表情。
開帳は12年に一度。
普段は扉の小開口部が在り、そこから覗ける。
堂として1874年(明治7年)建立、1923年(大正12年)関東大震災において倒壊、1935年(昭和10年)再建。
1972年(昭和47年)現在の位置に移転。
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慶運寺の境内にあります。
浦島太郎伝説にまつわる観音像が安置されています。
2017/4/22参拝 浦島伝説発祥の地。
亀の上に立つ観音様が祀られています。
神秘的な雰囲気です!
名前 |
浦島観音堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-441-8310 |
住所 |
〒221-0046 神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町18−2 |
評価 |
4.0 |
浦島伝に連なる諸々を説いているひとつのところ。
御堂にて浦島観世音像がのぞきみれます。
扉に開いている穴から、そっと覗く・・実際ご対面は12年ごとの御開帳時のみ。