備前赤崎駅跡(下津井電鉄) / / .
最後に廃止された児島~下津井間の鉄道跡は風の道という愛称が付けられ、当時のものがそこそこ残されている。
この駅も木造駅舎は残ってないが、当時のプラットホームは現存している。
1914年に赤崎村駅として開業、1935年に町制施行して赤崎町となったため備前赤崎駅と改称、そして1991年に廃止されている。
国鉄の駅ではないが国鉄式に旧国を冠した名前に変えたのは、茶屋町駅で国鉄と連絡していた路線のためか。
なお倉敷市の大部分は旧備中国の領域であったが南東部の児島などは旧備前国であり、当駅は市内の駅で史上唯一「備前」を冠した駅だった(とは言っても「備中」を冠した駅も井原線の備中呉妹駅が史上唯一だが)。
ホームは相対式2面2線の構造であったが、末期は交換設備を廃止して東側のホームのみを使用していた。
その2つのホームの間隔は狭く、線路幅762mmのナローゲージの鉄道がいかに横幅が狭かったのかが分かる。
現在は模擬駅名標が、先に使用されなくなった西側のホーム跡に設置されている。
その駅名標のローマ字表記は「BIZEN AKASAKI」だが、現役当時の本物は「BIJENAKASAKI」(びじぇなかさき?)と書かれていた。
児島駅から歩いていると、数人すれ違うかな、というぐらいの混雑具合。
こんなご時世だからね。
風の道は車を気にしなくてよいので歩きやすいです。
児島駅から自転車でゆっくり走って15分弱で到着。
電車が走っていた時のことを思い出しながらやってきました。
ホーム跡が残る。
児島&下津井方向に遊歩道化されており歩いたり自転車で走れる。
※バイク不可。
名前 |
備前赤崎駅跡(下津井電鉄) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.5 |
廃線の駅跡です。