堺市郊外の住宅地にある土盛りの塔。
私が卒業した小学校や中学校の校区内にあります。
それでもじっくり 散策したのは今回が初めてです。
行基菩薩が 作られたものかと知り、すごいものかと思いました。
瓦が積み上げられた方墳みたいな形です。
百聞は一見にしかずなので写真を投稿しておきます。
近くを見直すっていうことは 案外できてないものかなと思いました。
因みに地名の読み方は(どとう)ですが地元の人は(どうと)と言います。
土で造られた仏塔、土塔再現模型では全方位に瓦が敷き詰められていましたが復元されたものは北側東側は瓦が敷き詰められていないというなんとも不思議な状態。
サッカー少年が土塔にむかって弾丸シュートを放っていて、将来の有望さと同時に土塔の心配をしたけれども、フェンスに阻まれていて安心しました。
この地域のみどりの広場といった感じです。
犬の散歩おばあちゃん、アツアツの高校生カップル、じゃりんこボーイなど様々な方が来られていました。
瓦でまわりを固められた塔です。
なんとなく形が“ボロブドゥール遺跡”に似ているような気がします。
塔としては高くはないですが不思議な感じがする建造物ですね。
近くには古墳が多いので、こちらも最初は古墳かと思っていましたが、行基が創建した大野寺の塔だったのですね。
それも一般的な木造ではない土で十三重の塔を作り上げたのですね。
最上階には仏様が祀られていたようです。
この塔の御朱印が頂けれたら素敵でしょうね。
泉北高速鉄道深井駅前から徒歩10分程の国指定史跡「土塔」は、奈良時代に高僧行基が神亀4年(727年)に建立した大野寺の仏塔です。
発掘調査により、土を盛り上げ、一片53.1m、高さ8.6mの十三重の塔で各層には瓦が葺かれおり、出土した瓦1300枚には、僧や豪族などの名前が記されていました。
昭和28年に国の史跡に指定され、平成21年に発掘調査に基づいて復元され、創建当時の姿が再現されました。
堺市郊外の住宅地にある土盛りの塔。
奈良時代の僧侶・行基が作ったそう。
無料開放され、市民の憩いの公園となっています。
古墳群だけが堺の歴史的遺産ではありません。
綺麗に整備されて どうかと思ったのですが、こちらの方が分かりやすく 歴史に興味がない人にも 公園化されているのでゆっくり休憩できます。
土塔!ピラミッドのような!行基!あちらこちらで、この名前をどれだけ、目にすることか、、、この方の功績ははかりしれない。
美しく復元されて、広い公園になっていて、子どもたちが自転車で。
犬の散歩。
走っている人も。
内部を見学したかったら、堺市に問い合わせを。
堺市民の多くは土塔町に土塔があるのを知らないと思う。
現代人の多くはこれを見て何じゃ?と思うだけだ。
行基さんが民衆の力を結集して727年から造り始めたそうだ。
大野寺も含めた仏教施設だろう。
行基さんは家原寺で生まれ、父方は渡来系氏族の高志一族で高石神社付近が拠点だったんだろう。
高師浜や高石も名残だろう。
それにしても行基さんは寺社建立から橋の建設、灌漑用の池、大仏建立までスーパーマンである。
名前 |
土塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/rekishi/bunkazai/bunkazai/shokai/bunya/shiseki/doto.html |
評価 |
4.0 |
あと専用駐車場があれば利用しやすい。