中辺路途上の熊野本宮大社手前にある最後の王子跡地熊...
熊野大社奥に鎮座しています。
これから少し熊野古道を歩きます。
中辺路途上の熊野本宮大社手前にある最後の王子跡地熊野本宮大社のすぐそばです。
昔は本宮が大斎原にあったので、王子として機能していたとは思うのですが。
熊野本宮大社の近くにある王子。
九十九王子と呼ばれる一群のひとつ。
王子とは、熊野古道の沿道に配列された小さな神社のことだそうです。
熊野詣の先達を務めた修験者により、熊野古道の近隣住民が在地の神を祀っていた諸社を「王子」と認定し、熊野詣の途中で儀礼を行う場所としたのだそうです。
九十九王子、95番神社でいうところの祓戸社に該当するという認識で問題なさそう熊野古道を歩くと本宮参拝前にこちらで祓いという順番になるのですが本宮からだと逆になってしまう。
本宮大社ひとつまえの王子。
これまでの道のりをしみじみ振り返ってしまいたくなる。
ご祭神:天児屋根命。
熊野本宮最後の王子で、小さな祠が建てられています。
熊野本宮大社へ参拝する直前の王子として、旅の汚れを祓い清めるための潔斎の場として祓殿(祓戸)の名がついたと考えられます。
この王子での潔斎の後、音無川を徒歩で渡ることで身を清め、夜になってから参拝奉幣するのが作法で、「ぬれわらじの入堂」と言われていたそうです。
今では、本宮自体が王子の裏手に移転してしまいましたので、当時の姿を想像することは難しくなってしまいました。
本宮参拝前の最後の王子。
今は、かつての社殿はなく、史跡となっている。
熊野本宮大社の管轄の摂社。
祓戸大神をお祀りした社と思われる。
裏参道から参拝した折に禊を行う禊殿。
名前 |
祓殿王子跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
本宮大社に近いところにある王子です。
ちょっと足を伸ばして訪れてみても良いと思います。